「キャパシタ接続端子」として,ターミナル端子(陸軍端子)に穴を開けると接触抵抗を下げることができることをすでに述べました。これを取り付けるアルミパネルを作り,仮配線用合板に取り付けました。端子間距離はある程度ないと締め付けにくいです。そこで距離は2 cmとしました。まともに電気二重層キャパシタを取り付けるには,リード線を広げなければなりません。そうすると充電後の使用に不便をきたします。そこで写真の様に斜めに取り付けることを考えました。端子間が近いのでショートし易いです。そこで,写真の様に,電線の被覆を付けるようにしました。上(マイナス)の方は取り付けたままです。下(プラス)側は,充電のときに装着して,充電が終わると引き抜きます。
ここで問題点が生じました。キャパシタを取り付けると,下の写真の様にキャパシタの一部がパネル面より後ろにはみ出ます。そこで上の写真から分かるようにパネルの右側を少し削りました(削った後ろにパネル取り付けねじの頭が見えています)。実際のケース(入れ物)の場合,キャパシタがパネル面に当たってしまいます。そこで,実際のケースでは,この端子部を飛び出させた形にしたいと思います。