電子工作が滞っています。実はこれまで居間に工具を持ち込んで行っていました。今後別の部屋で作業をしたいと思いますが,その部屋は部品や本,その他を棚に積み上げてあります。最近地震が多く,対策をしないと心配です。棚を固定することにしました。そんなわけで現在の作業は木工にシフトしています。
2つの角棒の端を半分まで欠き,互いに合わせ接着,釘留めすることにより角棒を直角に継ぐことができます。これまでのこぎりを用いて加工していましたが,切り欠き部分の厚さにむらができて見苦しくなることが多かったです。丸鋸で必要な深さまでさらことを平行に何回か繰り返すと写真のように加工することができます(少し間隔を開け,櫛のようにしてから櫛部分を折りやすりで仕上げます)。丸鋸は刃が狭いので繰り返し回数が多くなります。そこで,トリマで同様なことを行いました。写真はトリマで行ったものです。よく見るとトリマの太さに対応したスジのあるのが分かります。ただトリマの場合,いっぺんに大面積をえぐるので摩擦熱が発生し焦げました。その点,丸鋸の方が安定しているので,今後は丸鋸で行いたいと思います。ちなみに,角棒を直角にセットし,繰り返しのためずらすのが楽にできるようなガイドを作りました。Youtubeを見ると,ガイドなしでやっているのも見かけますが,危険は侵したくありません。
上でもガイドを作ったという話をしましたが,作業していると,「こういう治具があったら便利」と思いつくことが多いです。そして,ついついそれを作る作業に時間を費やしてしまいます。まあ,過程を楽しんでいるので,それで良いのです。