傷んだグラファイトスペーサーの再生  | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 SPS用のグラファイトスペーサーは何回も繰り返し使っていると下の写真の様に表面が荒れてきます。特にパンチの当たる部分はえぐられた様な傷がつきます。


 表面を削ってやると再生できますが,当初,手動で削ると平行度が悪化しSPSに悪影響があると思い躊躇していました。しかし,実際に削って使ってみると問題がないことがわかりました。削るのに,砥石,サンドペーパー,ダイヤモンドディスクなどが使えます。最初,乾式で削りましたが削りかすのグラファイトが舞うので具合が悪かったです。水をかけながら削ると具合が良いです。私は最初に#400で削り,仕上げに#1000で削っています。


 削ることにより,最初に示した傷だらけのスペーサーがこのようにきれいになりました。