ふざけんな、子が、親を選んで生まれたんだゾ | 家族を見つめる(家庭教育)

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日常イズムを通して、家族を見つめなおす

安部浩之作品no,20141108


「子どもは親を選んで生まれてくる」

んな、訳ねえだろ~、
「オレは望んで、こんな家に生まれたんじゃねぇ」
と言われそうですが、今このことを裏付けるさまざまなデータが世界中で上がってきています。
例えば
新しいところでは、日本の産婦人科医 池川明氏の一連の著書が、
出産後の子供を追跡調査して、
胎内記憶、誕生記憶、中間生記憶、過去世記憶
に分けて、臨床データをまとめ、その成果を書籍にして報告しています。
それによると
誕生記憶を持つ子供が、相応しい時期にトンネルやはしごを通って、自分の選んだお母さんのお腹にはいる・・・・・」
などです。関心のある方は、下記、書籍群をチョイスして、ご覧頂きたいと思います。
amazonでは ココ

ここでは
そうなる経緯を別の視点で紹介したいと思います。
ただ、これについては、
「宇宙とは、人とは、イノチとは」
というような根源的な部分に肉薄し、少々難解になってきますので
この点については本サイトで学んでいただき → ココ
誕生前の状況から紹介します。

まず前提として
この地上(地球)生活は、広大な宇宙空間の中でも、

魂の再起

が試される場としての位置づけがある、ということを理解してください。

つまり、未完の魂が、永久に未完のまま続くのではなく
再起を待ち望み、再起が可能となるかもしれない修練の場として設定されているということです。
「修練って、修行?それヤだな~、」
と思われるかもしれませんが、
言葉を変えれば
「起死回生のチャンス」
ととらえても良いです。

だから、どの魂も地上に誕生することを懇願します。
その確率たるや宝くじを引くようなもので、
それだけに
「折角、宿るのなら、最高のところに誕生したい」
と願うのです。
具体的には、多くの誕生パターンがありますが
基本は5つ前後の候補を決める事ができます。
この世的に表現すれば、雲の上から、

「さあ~、どの家にしようかな~、僕が出来なかった事は
 感情のコントロール、それが、出来るようになるには
 どこにしようかな~、
 おっ、あそこはどうだ?
 ここなら
 僕と同じ、感情の激しい母さんがいて、僕のイライラを引き出してくれるよな~
 しかも、そのイライラをどうコントルールするかのヒントを父さんから頂けそうだな~
 うん、1つは、ここにしよう、
 あれっ、イギリスのこの家は逆のパターンだぞ・・・・、
 貧乏だから苦労しそうだけど
 その方がもう1つの課題だった感謝する心も養えるしな~」


と言った具合です。こうして5つ前後の候補を進言します。
日本人になじみの深い言葉でいえば
まず、大国主命(オオクニヌシノミコト)に提案します。
ここでは、地上のスーパーコンピュータの何億倍もの解析で
シュミレーション解析が行われます。
ただ、先ほどと違って、ここでは、
「親の成長にとってどうか?」
ということや、家系の因果も、併せてシュミレーションされます。

5つが2~3つくらいに絞り込まれ
その段階になると
より下のランクの神々が入り込み
査定します。
そして、最後には、
その地域の産土(うぶすな)の神様(一番近い神社の神様)も交えての
最終決済となります。

そして魂の宿り先が決定すると
自動的に入るタイミングや入魂ルートが自動設定されます。

こうして、ようやく
この地上での誕生となるのです。
まさに、時空を超えた「祝福の瞬間」です。
ここで大切なことは
記憶の消去です。
記憶があると、結局、前世を引きづって今世を判断してしまうので
御霊(みたま)磨きになりません。
新規巻き返してのゼロスタートとなります。
実によくできています。
こうして御霊(みたま)磨きが始まるのです。

これが真実です。ところが

「産んでくれって頼んだ訳じゃね~」?

「ふざけんな」

です。

「お前が選んだんだぞ、忘れただけだゾっ
 お前が生まれた時は、家族は涙して喜び
 立ち上がれば、泣いて祝い
 しゃべったといえば、手をたたいて喜び
 おふくろは、目に入れても痛くないほどに愛情を注ぎ
 おやじは将来を考えて、時に己を殺して、仕事にいそしみ
 大きくなっても、いつまでも「幸せであれ」と、本気で行く末を案じ・・・
 こんなヤツが地球のどこにいる?
 ここだよ、ここ、ここにしかいないんだよ」


ということです。
このことを理解するならば、どうでしょう

一番大切な人は一番そばにいる(詳しくはココ

ということです。
間違えないでください
家族とは、そういう、あなたにとって、世界で1番の

かけがえのない1人1人だ

ということです。

これを知れば、親にタメなんて言語道断、許されません。
天罰が下ります。
まさに

死んだら驚くぞ、後の祭りとなるぞ!
御霊磨きのはずが、御霊落としで地獄行きとなるぞ!


となります。

と、
ここまで読んで、我が子に・・・・
と早急に考えないでください。

まず、あなたです。
あなたが、あなたの親を選んだんです。

よくよく、あなたが
・まだ幼かったとき
・就学の時
と思い出して下さい。

・恨んだ事はなかったですか?、
・悲しませた事はなかったですか?
・横柄な口を利いた事はなかったですか?
・就学させてくれたことに感謝してましたか?
・自ら進んで家事手伝いをしましたか?
・キチンと片付けをしてましたか?
・飯食って、風呂入って、寝て・・・
 これを当たり前だと思ってませんでしたか
 そこに親の苦労を感じ取り、感謝してましたか?


もしそこに、

・詫びるべきこと
・自省すべきこと
・「感謝」すべきこと

など、思い当たる節があれば、今、生きているうちに
一刻も早く、回想し。
心から自省して下さい。
そこが、今の親子関係の原点になるからです。

ここが整うと、不思議と、

・次のステージが見えてきたり、
・今の子供にどうアプローチすれば良いかが見えてきたり
・自然と解決したり

します。全てが焼き直し反転だから、そのようになるのです。

まず己から、このことを肝に落とし込んで下さい。

 奪い合いから
  助け合いの家族を実現するために


最後に、関連して槇原敬之の「Tag Team」という曲を紹介します。
是非、聞いてみてください。 ココ(クリック)

安部浩之