一年を振り返るのに効果的な質問
2024年もあと2週間で終わります。
今日は1年を振り返るのに効果的な質問をお届けしたいと思います。
これから質問を書きますので、一つ一つ答えを考えてみてください。
1.1月1日のあなたと今のあなたはどう違う?
2.今年、初めてやったことは?
3.今年、一番がんばったことは?
4.今年、一番うれしかったことは?
5.今年、一番笑ったことは?
6.今年、一番感動したことは?
7.今年の自分を「一言」で表すと?
どうですか?
一年を振り返ることができましたか?
7の質問の私の回答をシェアしますね。
「変化」
私は外資系日本法人の代表を8月に辞任しました。
今は自分の会社で自由に働いています。
外資系企業の日本法人の社長と言っても、実態は普通の会社員です。
日本では社長ですが、グループの中では、Country Managerという部長クラスです。
グループの戦略と自分が進めたい経営方針に大きな違いがあり、窮屈な経営を迫られてきました。
来年、還暦を迎えるにあたり、再スタートする道を選びました。
約10年間、放っておいたビジネスを再起動していますが、予想以上に大変ですね。
このブログもそうです。
少しずつ芽は出ていますが、まだまだ試行錯誤の毎日です。
体験がない場合のエピソード作り
前回は、セミナーでの話し方の公式について書きました。
体験 → 学び → 一般化
今回は、セミナーで話せる体験がない場合に、どうすればいいのか書きますね。
他人の体験をお借りすることです。
有名人などが新聞やTVで取り上げられる話はたくさんあります。
自分のセミナーに使えそうなネタがあれば、メモしておきます。
日ごろから、アンテナを立てておくと、すぐに見つかります。
例えばこんな感じです。
「イチローは小学3年生の時、地元のスポーツ団に入ったのですが、練習が日曜日しかありませんでした。
イチローは「平日はお父さんと野球がしたい」といって、父にキャッチボールの相手をしてくれるように頼みました。
その時、父は「毎日、練習すると約束するなら、キャッチボールの相手をしてやろう」と答えました。
それから、イチローは小学校を卒業するまでの4年間、1日も休まずに練習をしました。
大記録を打ち立てた後に彼はこんなことを言っています。
「やっぱり、小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道なんだなというふうに感じています。」
天才と言われるイチローですが、実は努力の人だったのですね。
このエピソードは継続することがいかに大切であるかを教えてくれます。」
こんな感じに話すと、参加者の食いつきはもちろん、腹の落ち具合も違ってきます。
例えば、一つエピソードに10分とすれば、10個集めれば、100分。
2時間ぐらいのセミナーには十分です。
ただし、こうした有名人の話は参加者が聞いたことがある可能性があります。
「またか」と思われないためには、やはり、オリジナルのエピソードが最強です。
即席で、自分の体験が作れる方法を次回、紹介しますね。
思わず引き込まれる話し方
何年か前に、初めてある会社に企業研修にいったとき、そっぽを向きながら名刺を出してきた人がいました。
名刺には営業部長と書かれています。幹部研修の導入に反対する人も多かったと聞いていたので、その営業部長もその一人なのでしょう。
管理部門主導の研修にあからさまに反抗する営業幹部もたまに見かけます。初めは、ムッと来ましたが、私は他の人と接するのと同じ態度で挨拶をしました。
そして、心の中では、「1年後には絶対、自分のシンパにしてやる」と思いました。その研修は幹部向けでシリーズの研修を隔月で行うものでした。
研修後には懇親会があったこともあり、回を追うごとに、参加者の反応も良くなりました。そして、半年ぐらい経った頃に、その営業部長がこう言ってきました。
「名刺交換した時に、失礼な態度をしてしまい申し訳なかった。でも、先生はそんな自分にも関係なく接してくれた。」
数年後、その営業部長はその会社の社長になりました。
そして、就任後から売上を急激に伸ばして、その会社を中小企業から中堅企業に飛躍させる中興の祖となったのです。彼はその後も数年間にわたり、私に研修を依頼してくれました。
私がしたのは一所懸命、研修をしたのと、誰にも同じ態度で接したことぐらいです。
その営業部長は私を値踏みしていたのです。
私がもし、彼の挑発に乗って、同じように邪険な態度を取っていたら、彼は途中から研修に出てこなかったかもしれません。
もちろん、社長になってからは研修を依頼しなかったでしょう。
講師として、どんな参加者に対しても同じ態度で接することの重要性を改めて認識する経験でした。
どうでしたか?
こんな感じで、セミナーをスタートさせると、参加者の食いつきはすごくよくなります。
つまり、こんな方程式が出来上がります。
体験 → 学び → 一般化
こうした体験をいかにセミナーに盛り込めるかで、講義の評価は変わってきます。講師にとっては、日常、いや人生全てがセミナーのネタなのです。
そうはいっても、セミナーで話せるような体験が少ない方もいます。
その場合には、どうすればいいのか?
次回、書きますね。
セミナー講師の威力
50代からの起業をコーチングするにあたり、一つの選択肢としてセミナー講師を提案しています。
セミナー講師で起業するメリットは色々とあります。
1.小資本で始められる
2.これまでの仕事の実績やキャリアを活かせる
3.コンサルティング、コーチング、カウンセリングと相性がいい
4.自分の権威性につながる
5.商業出版しやすい
6.リスキリングなど時代の追い風が吹いている
7.時流に合ったテーマが無限にある
特に、「自分の権威性につながる」ことが最大のポイントです。
セミナーでは見込み客を教育できます。
人前で講義する人は尊敬の眼差しで見られます。
「講師=先生」の意識が強い日本ではなおさらです。
また、日本人には学ぶことが好きな国民性があります。
このことは、色々な資格学校が流行っていることからも分かります。
さらに今は「リスキリング」時代。
政府もセミナーを後押ししています。
キャリアや経験が豊富な50~60代には、ぴったりのビジネスです。
では、具体的にどうやって教育するのか?
セミナーでは参加者を教育できます。
あなたの業界やあなたが提供しているサービスの判断基準を教えてあげるということです。
例えば、コーチングならこんな風に。
「良いコーチは話を聴いてくれる。
残念なコーチは意見ばかり言う。」
「良いコーチは色々な角度から質問する。
残念なコーチは同じ質問ばかりする。」
もちろん、大前提としてあなたは良いコーチである必要があります。
この判断基準は一般には知られていない「業界の闇」を暴くようなものだとさらに良いです。
例えば、和服の着付けの先生は、呉服屋さんからバックマージンをもらっている場合があるので、教室の費用を安くできるなどです。
基準を知った受講者は自然とあなたのサービスを選択してくれます。
もちろん、選択しないこともあります。
それでも良いのです。
基準を知った受講者は一つ賢くなったわけで、あなたに感謝することになります。
今後の関係性次第では、将来的にあなたのサービスを選択する可能性があります。






