早いもので
あの日からもう10日経ってしまいました。
昨日一気に開きかけた庭の枝垂れ梅。
枝垂れ梅が咲いたら
みるくを抱っこして一緒に見ようねって約束してたのに。
2月22日の朝5時頃でした。
いつもの様に私の腕枕で眠っていたみるく。
体はあったかいのに
足先だけが少し冷たいのに気がつきました。
お布団の中にいると霜焼けあんよもぬくぬくの筈なのに。
どうして？
抱き上げると
小さな声でみるくはキューンって一声。
家の中の移動用の毛布にみるくを包んであげようとしたら
いつもと様子が違う。
嘘でしょ、嘘でしょ。
寒いのが嫌いなみるくだから
未だ外は暗いけど急いで１階に降りて暖房のスイッチを。
明るくなるのを待って
は〜ちゃん一家とマニラのにぃにに
みるくがもう起きてくれないと。
は〜ちゃんパパはお仕事に行く前に
は〜ちゃんと一緒に駆け付けてくれました。
は〜ちゃん、今日は学校を休んでみるくの側に居てくれる事に。
みるくを冷やしてあげないといけないのに
寒がりのみるくにアイスパックをくっつけてあげることが出来ず
は〜ちゃんパパに頼んでしまいました。
何時ものお昼寝の様な顔のみるく。
どうしてもう起きないの。
お葬式の依頼もは〜ちゃんママに頼んでしまいました。
二日目も朝からは〜ちゃんがパパと来てくれました。
お葬式は夕方に決まりました。
火葬車が渋滞で30分ほど遅れますと担当者の方から連絡があり
このまま来なければいいのにと。
ついに車が来て
抱いたみるくをどうしても火葬車に乗せることが出来ず
は〜ちゃんママにお願いしました。
みるくの好きなピンクのバスタオルのおくるみに包まれて
身体中にお花をいっぱい散らしたみるくの写真は私だけの物にします。
夜、帰ってきたみるくをみんなで迎えました。
今朝は
みるくに1日3回作っていたお団子をもう一度。
やっと獣医さんにも報告とお礼に行ってきました。
「抱かれて眠ったまま最期を迎えたみるくちゃんは最高の旅立ちでしたね」
って言って下さいました。
世界一幸せにしてあげるって言った私の約束は果たせたのかしら。
もっともっと手間をかけて欲しかったのに
私を困らせない様にと程々のお世話で
穏やかに旅立ってしまったのかしら。
みるくとの17年と8ヶ月は
私をいっぱい笑顔にして幸せにしてくれた日々でした。
みるく待っててね。
又会おうね。