こんにちは。
買い物に行って、Win-Winの関係について考えさせられた
心を繋ぐ通訳★Mihoです
昨日、デパートの行きつけのブランド店に買い物に行きました。
ここの店員さんとは長い付き合いで、私の手持ちの服を全部覚えていて
絶妙なアドバイスをしてくれます。そんなわけで仕事用のスーツやジャケット
などを買う時はこの店員さんいるこのお店と決めています。
ところが、売り場にいつもの店員さんがいません。ちょうど休憩中とのこと。
しばらく店内を見て、出直そうかなと思っていたら、隣のお店の店員さんが
声をかけてくれました。「私でよければ、一緒にお探ししましょうか。」
とても感じのよい店員さんだったので、お願いしたのですが、見事な接客。
私が欲しいジャケットの特長を言うと、すぐに数点選んでくれて、満足するまで
試着させてくれます。組み合わせ用のブラウスやベルトを何点も貸してくれるし、
お直しのアドバイスも適切。まるで自分のお店の商品を扱っているかのような
対応でした。
お陰で、好みのジャケットが見つかり購入。いつも通り気持ちよく買い物が
出来たので、「他のお店の品物なのに、丁寧にアドバイスをして下さって、
ありがとうございました。」と一言。すると、返ってきた言葉が、
「どういたしまして。このフロアにお客様が来て下さることが何よりうれしい
ことですから当然のことをしたまでです。お気に入りを見つけていただけて
よかったです。」
久々にお店で感動しました。確かにそのフロアに人が来なければ、自分の
店にもお客は来ませんが、こういう考え方が出来る人はそれほど多くないと
思います。どうしてもまず、自分のお店の売り上げを優先に考えがちですから。
あの店員さんのお店には普段着用のカジュアルな洋服がたくさんあったので、
今度行ってみようと考えながら、少し前にこれと似たようなことがあったなと
ある仕事のことを思い出しました。
日本のIT企業と北欧のIT企業の商談の通訳をした時のことです。
業務提携に関する商談だったのですが、各々の会社の業務内容の説明
の後、日本の会社が「うちは、○○○に関して提携先を探しているのだけれど。」
と言いました。すると、北欧の会社が、こう言ったのです。
「その内容なら、うちよりも△△(同業種他社)の方が強いですよ。」
それを聞いた日本の会社側が、少し驚いて、「△△を推薦するんですか?
御社の競合相手ではないんですか?」と。これに対する北欧の会社の
答えは、次のようなものでした。」
「競合相手とは思っていません。同業種のうちとは強みが違う会社です。
私たちの国は小さいし、この業界も大きくありません。皆で協力しなければ
成り立たないのです。」
これには、日本の会社の方も感心されていました。もちろん、私もです。
同じ業界で同業種であっても、強みはそれぞれ違います。自分にない部分は
それを持っている相手と協働すれば、相乗効果で、Win-LoseでもLose-Loseでもない、
Win-Winの関係が生まれます。そして、ひいては業界全体にとってプラスになる。
先程の店員さんはこれを、お店のレベルで実践されていたのだと思います。
相手を打ち負かして自分が抜きん出るのも、ひとつのやり方でしょう。でも、
会社であれ個人であれ、相手を尊重し、それぞれの強みや特徴を活かして
協働していくことことができたら、勝ち負けや優劣でない新たな関係が生まれ、
何か面白いことが出来そうな気がします。
今年は、(もう2月に入ってしまいましたが)仕事でも、日々の生活でも回りの
方々とWin-Winの関係を築いていけたらと思います
素敵なジャケットが買え、新たな気づきももらって、昨日はよい日でした^^