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心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」

東北地方在住の日英の通訳者・翻訳者です。英語を勉強して、仕事にして世界が広がりました。人生が楽しくなりました。エレガントなチャレンジ精神をモットーに妻、母としても奮闘中。そんな私が仕事、英語の勉強方法、面白いこと、楽しいことをつづります。

心を繫ぐ通訳★Mihoです。




4月23日は仙台で仕事でした。英語のクラスで教えます。

仙台駅の近くに来たのは久しぶりでした。駅は外側はまだ補修中で、

布で覆われていますが、25日には東北新幹線が運転を再開することに

なっています。復旧に力を尽くされた方々には本当に頭が下がります。



仙台の駅周辺は「がんばろう仙台」「がんばろう東北」のスローガンで

あふれています。



心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」













仙台での仕事の時によく使っているお店に震災以来、初めて行きました。

お客さんのイメージに合わせてカップを選んでくれるこのお店では、

カップが壁一面にディスプレイされていました。地震であのカップがどうなったか

心配していたのですが、数客割れた程度で済んだとのことです。

顔見知りの店員さんの笑顔を見て、何だかとってもホッとしました。



心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」



仕事先に行く途中、仙台フィルのメンバーの「復興マラソンコンサート」 に遭遇。

多くの人が聞き入っていました。(5月11日までアエルで無料開催だそうです)

「ふるさと」の歌を聞いていたら、目に涙が浮かんでしまい、

あわてて化粧室へ。顔を洗って、お化粧を直し、頬を「パンパン」と叩いて

気合いも入れ直しです。




さて、授業です。通訳の訓練方法を取り入れています。通訳の訓練方法は

英会話力、英語の理解力を高めるのにも有効です。課題は英語のスピーチ。

次のようなことをします。





・単語のクイックリスポンス、

・シャドーイング(英語の音声を聞きながら、数秒遅れで同じように口真似する)

・スクリプトを見てサイトトランスレーション(文を頭から区切りながら訳していく)→説明はこちら

・英語の音声を聞きながら区切り聞き





生徒さん全員に十分口を動かして、声を出していただき、

授業の最後には、皆さんが課題の英語音声を訳せるまでになりました。





こういう時期にこの地で、英語を学ぼうという方は意欲が高い。

英語や通訳の授業をするたびに、生徒さんからパワーをいただくのですが、

この日も、まだまだ伸びる可能性を秘めた生徒さんに大きな刺激をいただきました。

授業の後は自然とこんな気持ちに。





「がんばろう!私」




心を繫ぐ通訳★Mihoです。


英語クラスの教材を探していて素敵な動画を見つけました。
スティービ-・ワンダーから日本へのメッセージです


感動的な言葉です。思わず英語でシャドーイングしていました。
みなさまも是非!







The people of the world extend our prayers, our hopes, and our dreams
to the people of Japan, a most gracious and beautiful country
.


今、世界中の人々が、祈りと希望、そして、夢を日本の方々に託しています。
最も礼儀正しく、美しい国の方々へ


I’m here for you because I love you.

私は、あなた方と共にいます。あなた方を愛しているから。


心を繋ぐ通訳★Mihoです。




今、ワイン関係の翻訳をやっているのですが、

久しぶりに本の翻訳チエックの依頼が入ってきました。




普段は実務翻訳がメインなのですが、これまでに、本の翻訳にも

チエッカーとして関わってきました。チエッカーの主な仕事は、洋書の原書と、

翻訳者が訳した日本語を一文一文照らし合わせて、誤訳がないかどうか

確認することです。




近い将来、自分がとことん気に入った本を翻訳したいと思っているので、

時間が許す限り、チエッカーも引き受けてきました。これまでに6冊やりましたが、

今日はその中でもおススメしたい本を2冊紹介します。




1冊目は、『9番教室のなぞー幽霊からのメッセージ』 ふなとよし子訳です。



9番教室のなぞ―幽霊からのメッセージ/ジュリア ジャーマン
¥1,680
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原作は、「Ghost Writer」 ジュリア・ジャーマン著




仙台市在住の翻訳者である友人がイギリスで見つけてきた本で、

絶対に自分が翻訳したいと出版社を数社回って出版に至ったそうです。

チエッカーの依頼があった時、私はとても忙しかったのですが、

原書を読んで、本が気に入ってしまい、引き受けました。

「誤訳チエックだけでなく、訳の代案もどんどん出して欲しい」という

友人のリクエストに応えて、当時小学生だった息子に訳を読み聞かせて

代案も考えました。最後の章のチエックをカナダへの出張当日、

成田空港から投函した思い出深い作品でもあります。





主人公のフランキーは、Dyslexia ディスレクシア(失読症/読み書き困難症)の小学生。

転校先の小学校で、読み書きに苦労しながらも、理解のある先生、友人に囲まれ、

学校に伝わるなぞを解いていくというストーリーです。




ディスレクシア(失読症/読み書き困難症)というのは、他の能力は普通の人と変わらない、

またはそれ以上なのに、文字を読むことと、書くことだけが極度に困難な症状で、

古くはアインシュタイン、最近の皆が知っている有名人では、トム・クルーズも

そうだったと言われています。



この本は、ディスレクシアの子には文字がどう見えるのか、

授業についていくのがどういう風に困難なのかをリアルに描きつつ、

全体のストーリーはミステリー風に進んでいきます。次はどうなるか気になって

一気に最後まで読んでしまいます。また、フランキーのお母さんが素晴らしい。

わが子を信じて、特大級のおおらかな愛で息子を包んでいます。10歳以上が対象の

児童書ですが、大人にもおススメしたい作品です。




2冊目は、『星を数えて』 金原端人訳です。



星を数えて/デイヴィッド・アーモンド

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原作は「Counting Stars」 デビッド・アーモンド著



「火を喰う者たち」を書いたデビッド・アーモンドが、

イギリスの炭鉱町で過ごした自分の子供時代について書いた19の短編集です。

家族の繋がり、あたたかさが伝わってきて、文を読みながら、翻訳チエックをしながら

何度も涙した作品。アーモンドの作品の原点が家族にあることがわかります。

これも是非読んでいただきたい作品です。



2冊とも私の名前はあとがきに。



さて、今年は、とことん気に入った本の翻訳に向かってスピードアップする予定です!