道 〜心臓外科医 奈良原裕のブログ〜 -5ページ目

道 〜心臓外科医 奈良原裕のブログ〜

あの日がくるまで僕は人生のうわっ面しか追いかけてこなかった。医師となり心臓外科医となって、これまで何をしてこれから何をしていきたいのか。この道がどこで終わるのかはわからないけれど、向きたい方向に顔を向けて歩いていこうと思う。

心臓外科医の友人を訪ねる勉強の旅を再開!

今回は、東京都練馬区にある練馬光が丘病院心臓血管外科部長の 岡村 誉 先生を訪ねました。岡村先生とは、以前に別の心臓外科友達を介して知り合いとなり、そのスマートさと人当たりの良さに勝手に惚れ込み「是非、手術見学行かせてください!」と言っていたら…なんと、岡村先生の方から先に菊名の見学に来ていただいてしまいました^^; その節は、あまりお構いも出来ずに失礼致しましたm(_ _)m

 

さて、そういうわけで今回は私たちから岡村先生を訪ねました。今回は尾頭先生(菊名心外部長)も一緒です!

 

練馬光が丘病院前でセルフィー。まだ寒い時期の訪問でした。

 

岡村先生は、お若くして練馬光が丘病院の心臓血管外科部長となり、経歴・実績ともに申し分なく、その上人格者です。将来の日本の心臓血管外科を率いていく存在の一人となることは間違いありません。そんな岡村先生が今回、MICS-AVR(低侵襲手術の一つ)を予定されていると聞き、日程調整もつきましたので二人での訪問となりました。

 

 

MICS-AVRは、胸骨部分切開による小術野からの大動脈弁置換術です。通常の大動脈弁置換術と手順的に大きな違いはありませんが、狭い術野での手術となるためより熟達度が求められます。

 

 

見学する尾頭先生。

 

 

MICS-AVRを菊名で今後取り入れてい行くかはもう少し要検討でしょうか。メリットもあればデメリットもある術式なので、プラスが多いと判断したら積極的に取り組んで行きたいと思っています^ ^

 

 

手術を滞りなく終えた岡村先生と記念撮影。

 

 

練馬光が丘病院は、岡村先生をはじめとして心臓外科医全員が専門医でかつアクティビティの高いチームです。これからも積極的に交流させていただき、たくさんの刺激をいただけたらと思っています。ありがとうございました☆