今日は少し寂しい日でも有り少しうれしい日でもあります。
当店の緒方主任が本日付けで退社します。
彼とはかれこれ9年、東京の店舗で出会いました。
当時はまだ25~6才、毎日カップラーメンを啜り節約、その節約努力の果ては毎週日曜日のJRAのメインレースに吸取られるなんとも悲しい若僧でした。
とっても愚かな奴でしたが楽しかった時間も一緒に過ごしたのも事実!競馬の予想、給料日にトランプで決めた奢りゲーム、真夜中の如何わしい歌舞伎町へ夜な夜なくり出す怪しい行動、勤務の強制交代、度重なる遅刻など色んな事がありました。
あの頃は皆、遊ぶ事も仕事もとにかく一生懸命で同じ行動も多く仲間意識も強かった様に感じます。
そんな彼は当時面接で私の所属店舗に現れた時に語っていた夢がありました。
退社理由は、その夢を掴む為の最後の勝負に出るのです。
退社意思を告げられた時本人は「悔いが残るから」と語っていました。
私は、素晴らしい事だと思います!勇気ある行動だと思います!間違っていないと思います。
金融破綻、政治不安、就職困難、先の見えない経済状況の中での大きな決断は素晴らしく男らしい(バカなのかもしれませんが)決断(博打?)です。
同棲している内縁の妻をも不安にさせる愚かな奴っぷりは若い頃となんらかわらないたくましさです。(笑)
緒方主任を覚えているお客様がいらっしゃいましたら心の中で応援してあげて下さい。宜しくお願いします。
緒方主任へ
9年もの間、上司としての私やハレンチグループに貢献してくれた事、本当に感謝しています。有難う御座いました。
今後も困難は有ると思いますが頑張ってやりとげて欲しいと思います。
あの「カメオカツガル」だって極々まれに大捲りしたのですから緒方主任だって出来ますよ!「ラブメッセージ」の様に二の足使った逃げ切りの道(人生)は断たれている事だけは自覚して下さいよ!!
先日の少人数で行った送別会での昔話は私にも良い思い出となりました。
本当に長い間お疲れ様でした。