こんばんは

 

手話を通して心と心をつなぐ
ハートフルコミュニケーターたかひろです

 

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

 

このブログのご覧のあなたは手話に興味はありますか?

手話を覚えたいと思っている方もいらっしゃれば、

そんなに興味がないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

手話に興味を持ち始めた私がまずやったことは

 

辞書を買って片っ端から単語を覚える

 

当時は手話サークルに通う時間がなかったし、

辞書に載っている単語を覚えて並べれば会話ができる

 

そう信じていました。

 

辞書とにらめっこする毎日が続き、

そのためか3ヶ月で2000個の単語を覚えました。

 

 

ところが、実際にろう者と話してもなかなか通じない

なんとなく言ってることは分かるし、こっちの言ってることは理解しているようだけど

違和感がある。

 

おかしい・・・こんなはずじゃなかったのに・・・

 

ろう者と会話する機会が増えてきて、その答えが分かりました。

 

辞書に載っている単語をろう者が必ず使うとは限らない

 

からです。

 

例えば

 

「割り勘」

 

よく使う言葉ですよね。

 

私が辞書の通りにネイティブサイナー(生まれつき手話を母語とする人)にやってみたら

 

ろう者「今の何?」

 

たかひろ「割り勘だよ、分からないの?」

 

ろう者「そんなの使わないよ」

 

・・・チーン

 

辞書に載ってる言葉なのに使わないの?なんで知らないの?

 

と逆ギレしそうになりましたが・・・

 

私たち聴者も

国語辞典の言葉を全部覚えてるわけじゃないし、

そもそも使わない言葉もたくさんあります

 

ちなみにそのろう者が表現する「割り勘」は

 

お金(両手)+集める/(わりかんと口を動かす)

 

だそうです。

※もちろんこれだけが正解ではありません。人それぞれに表現の方法があります。

 

私も手話を始めた当時に比べて手話の技術は上がりましたが、

単語は半分近く忘れてしまいました・・・

 

だって「割り勘」みたいに別の単語の組み合わせでちゃんと表現できますからね。

覚えておく必要がなくなったということです。

 

 

何かを学ぶときは自分一人でやるよりもその道に詳しい方に教わるのが一番ですね。

 

その方が効率よく、よりよい方法が身に付きますね