うそつきは小説家のはじまり | 花のしもべ日誌

花のしもべ日誌

登場人物 
リコさん 花づくりに占領されたご婦人 1948年生まれ
えっさクン 何もしたくない人間 1941年生まれ

 

24/7/19(金

岡山県浅口市 小さな団地の小さな庭

リコさん&エッサくん 159才

 

リコさん 朝いちばん

引き抜いたり切りつめたり

 

ゴミ袋からさぐり出した一輪

ホタルブクロだろうか

 

食&花 しりとりシリーズ

柚子から続く

ずんだ餅 ずんだもち

 

すりつぶした枝豆を餡に用いる宮城県を中心にした地域の郷土菓子

Wikipedia

 

お手製のずんだ餅は

あおいの憩さんからお借りしました

 

東北の野趣あふれるネーミング

その語源は

 

伊達政宗が陣太刀で枝豆を砕いて食した

甚太味噌を拡大適応した

百姓甚太が考案した

Wikipedia

 

ぜーんぶ 間違っている

 

 

ずんだ餅の真相はこうだ

 

エッサくんの叔母が仙台へ嫁いだ

盆前になると

女子衆が集まって枝豆餡の餅をつくっていた

 

 

東北女は明るくておしゃべり

誰かが誰かのうわさ話をするたび

 

うんだ うんだと大笑い

 

叔母にはそれが

 

ずんだずんだ に聞こえたのだ

 

 

「すぐばれる嘘はいけません

 

ずんだ餅は

江戸時代から呼び習わしていたという

 

 

うそつきは小説家のはじまり

 

エッサくん

小説家にはなれないいうこと

 

明日のしりとりは”です