食欲はあっても食べれなかったのは | 花のしもべ日誌

花のしもべ日誌

登場人物 
リコさん 花づくりに占領されたご婦人 1948年生まれ
えっさクン 何もしたくない人間 1941年生まれ

23/12/25(月

岡山県浅口市 小さな団地の小さな庭

リコさん&えっさクン 157才

 

快晴

すこし暖かい

 

完成した工場 えっさクン団地から

弁当工場?

 

10日前には

まだキリリとした花びらでした

 (ameblo.jp)

それが

50片以上も数えるうす黄色

もう過半 散りはじめました

 

ツワブキ

 

食&花 しりとりシリーズ

メニューから続く

入院食  病院食

 

東海林さだおクンの入院食は

 

「がん入院おろおろ日記」東海林さだお

p16謹写

 

たとえば食事

「きょうは何にすっか」

昼食どきになると誰もがそのことを考える・・・

入院するといきなりカボチャの煮つけが現れる

有無を言わせずいきなりカボチャ

 

さだおクンの結論は

何にすっかのプロセスがないと食欲がわかないが

食欲はなくとも食べれた

 

 

食欲はあっても食べれなかったのはえっさクンだ

半世紀近い大昔

 

えっさクン 痔ろう手術の朝

 

詰所の前に並んだのはむくつけ中年男6人

なぜか

タオルを1本づづぶらさげている

 

賭殺場へ引かれる牛の列だ

 

小柄なおかっぱ

高校生みたし看護婦の訓示を神妙に受ける

 

 

午後の手術を終え

うつらうつらから立ち直ったのは

午後10時

病室は薄暗い

 

猛烈に腹が減っている

 

配膳された入院食の箸をもった

不思議なことに

おかゆの一口も食べれなかった

 

デザートのみかん一個ようやく腹へ収めた

 

この入院食は

 フリージャさんからお借りしました

 

明日のしりとりは”です