おはようござます。今日も居心地のよい空間作りを考える、インテリアコーディネーター、Keikoです。


以前書きました、広尾クッキー屋プロジェクトのその後です。

まずは依頼者ミセスKさんからの宿題、映画『ヘイフラワーとキルトシュー』をしっかり観させていただきました。Kさんの好みを知る、貴重な資料です。プロジェクトの最中は、確認の意味で何回か観ることになると思います。

フィンランドの人って、あんなにカラフルな色を使った映画を好むのかなぁ?と不思議なくらい、可愛らしいおとぎの国のような世界観でした。


とりあえずわたしが最初にとりかかったことは、これです。↓

文具の購入です。これから増える資料、メモ書き、施工会社や不動産屋とのやりとり、買い物リスト、To do list、スケジュールなど、頭の中の整理と同じように、持ち物も整理します。

実はこういう時もカラーを意識してます。このプロジェクトのテーマカラーがだいたい決まっているので、それに合わせて文具も選びました。プロジェクトに対する思いを込めて、です。

次にやったことは、間取りのみのコピーをして、いろんなバージョンのリフォームを考えました。今週末、施工会社さんに会う時に提案できるものを作る作業です。

家でひとり図面と向き合っていると、次に会う時の質問事項がどんどん出てくるので、できるものはすぐラインで確認するようにしました。ゴミが落ちてたらすぐ拾う感じです。どんどんゴミが溜まっていったら、最初のゴミが見えなくなって、収拾つかなくなりそうだったので。

あとは、Kさんが好きだと言うカフェを、時間の許す限りリサーチがてら回るようにしています。


先週訪れたカフェ、二子玉川のオクシモロン。中から見える外の景色が綺麗です。ブルックリンを思わせるような格子の入った全面ガラス扉がセンスいいですね。料理はとにかく「丁寧」という言葉がぴったりのお店でした。人気店なので、30分ほど待ちました。↓


もうひとつ。Kさんが好きだと言っていた、これまた二子玉川のカフェリゼッタ。ここは、料理がいいですね。メニューも定期的に変わるので、ちゃんとやってる感じが伝わってきて、また行ってみようと思えるカフェです。壁はわざと古い感じにしていて、資金面でヤバくなったら、この手でいこうと思いました。窓の格子も雰囲気出ているし、この電球照明は夕方ごろ、外から見ると素敵なんですよね。北欧風のややシックなインテリアなので、「ヘイフラワーとキルトシュー」とはテイストが違います。このへんも少しずつヒアリングしていく必要がありそうですね。↓

このプロジェクトのお陰で、わたしもカフェに詳しくなりつつあります。楽しい時間です。



それでは、今日も一日良い日でありますようにグリーンハーツ