【 翌日 】
👩🏻🦰
『 昨夜も話したとおり
私はどうしても山口県まで
行かなければなりません。
私は 数日間、ここを留守にします。
それで 盲目の私には 移動時など いろいろと
不便な面もあって‥‥
それで 私の付き添いとして
とらお君に
私と一緒に 来て欲しいのですが……。』
😕
『 わかったよ。 御安い御用だ。』
👩🏻🦰 👤👤
『 この前の 闇道士との一見もあったので
流 君 と 麦 ちゃん のふたりだけここに
残すのは 危険と思い‥
強力な助っ人を呼んでいます。』
🧑🏻🦲
『 烈吼(れっこう) だ。
血筋は日本人だが出身地は台湾。
10年前のここの卒業生だから いわゆる
OBというわけだね。
地元では
【闇道士狩りの猛虎】と呼ばれている。
天先生の留守中の ここの護衛役で来たという
わけだね。
ちなみに 退魔師としての立場を隠すため
副業で台湾料理店と中華料理店を
経営しているので 護衛役としてだけではなく
料理人としても
君たちに うまいものを食べさせてやれるよ。
期待してくれよな。』
👦🏻
『 やった!! これで
天先生 と アニキの
激マズ料理から解放される ♪♪』
🙎♀️
『 そうだよね。。』
👩🏻🦰😑
『 。。。。』
👨🏻🦱
『 白岳(はくたけ) だ。
同じく天先生の生徒だった。
普段は退魔師としての素性を隠すために
トラック運転手をしている。
先祖は伊賀忍者たったが
祖父の代から忍術と陰陽術を組み合わせた
戦闘方法を用いるようになった。
ワケあって
今は脳以外の体の全てがサイボーグだ。
天先生が留守の間は 君らにより効率的で
実戦的な修練を行う。 』
🙎♀️💧
『サイボーグなのに忍術って。。。💧 』
👨🏻🦱
『はははっ♪
確かに不思議に聞こえるよな?☆
でも 修練してみばわかるよ♪
天先生は 退魔師としての君たちの
成長面を見越しておられるのだからね☆』
👩🏻🦰😕
『 念のため。この里の全域に
防御結界を張っておきますね。
では 私たちは 行って参ります。
お留守番お願いいたします☆』
👦🏻👍🏻
《 アニキ~ 頑張れよー♪》
😏👍️
《 おう!☆ おまえもなぁ~♪》
【新幹線】
🚅═══──────══──
👩🏻🦰🙂
👩🏻🦰
『 やはり 今日はとらお君に来てもらって
正解でした。 たいへん助かります☆』
🤨
『天先生に 喜んでもらえて
たいへん光栄だ。』
👩🏻🦰
『ねえ …?
ひょっとして だけど 何か 怒ってる?』
🤨
『 いや… 何も怒っていない……。
だが…
おれはいま 先生の護衛役だ…。
だから
先生が 他の男からナンパをされないよう
他の男の客を 霊力と気合いと眼を使って
最大限に威嚇しているんだ………。』
👩🏻🦰💧
『 何もそこまでしなくても……💧』
🤨、
『 先生は 将来,おれのお嫁さんになる
たいせつな ひとだからな~。。。
鳶に油揚げを拐われる じゃないが…
人生は上手く行ってる時ほど
しょうもないものに油揚げを盗られがちだ…
だから だからおれは その大切な油揚げを
拐われないよう 最大限の警戒をしている…。』
👩🏻🦰💧
『 あぁ~…。 そうですか……。』
《空港内》
🏬
【🐂うし屋】
🙂👩🏻🦰
『先生。
いい店を見つけた。
おれは腹が減った。
たまにはいいものを食おう。』
👩🏻🦰
『 美味しい!☆ アンガス牛のお肉かな?』
【🐂無角和牛の店へようこそ!】
🙂、
『 まあ そんな感じだね☆』
👩🏻🦰
『いくらかな?☆』
🙂
『 先生 おれが払うからいいよ☆』
👩🏻🦰
『 いいよ。私が払うよ。』
💳️🙂
『 大丈夫だよ先生。 これはうち親父が
あこぎな商売で荒稼ぎした金が詰まっている
カードだ。 お小遣い代わりに渡されていて
いつも使い放題だ。』
👩🏻🦰
『未成年に払わせることは出来ないよ。』
🙂、
『 先生。頼むよ……。
おれに払わせてくれ…。
分かってるんだ……
先生にとっては おれはただのガキんちょだ…
でも… おれにとっては違うんだ……
おれには 先生と過ごす時間や記憶、
思い出のひとつひとつが大切な宝物なんだ…
もし、おれのことを こども扱いしていないと
いうのなら……
おれに 格好をつけさせてくれないか……。』
👩🏻🦰
『 わかった。 でも本当に大丈夫なの?』
🙂
『 うん!☆ 大丈夫だよ!』
🙂👩🏻🦰
🙂
『 実はさ…… 。
おれが先生に好意を持っていることは
家の両親も既に見抜いててさ…。
先生さえ良ければ
先生のとこを卒業と同時に
先生のことを一緒に連れて帰って来るよう
強く言われているんだ…。』
👩🏻🦰、
『 え~っ…?!、
いつの間に そんなそとに…?!、』
🙂、
『 へへっ♪ でも勘違いしてほしくないのは
おれが先生のことを好きなのは うちの親が
言ったから ではなくて… おれは…
先生のことが好き。
自分でもどうしようもなくてさ……。
だから…
おれのことを ガキんちょとして見るのは
やめてくれ。。
ひとりの男として見てくれないかな。。。』
👩🏻🦰
『 わかった…。 だったら言うけど……。』
🙂
『 うん! 何でも言ってくれ☆』
👩🏻🦰
『 先生は 乱暴な言葉遣いをする人は
嫌いだなぁ~~……。
あと ひとに優しくできないひとのことも
嫌いだなぁ~~…… 。』
🙂、
『 わ、わかった 努力してみる。』
👩🏻🦰
『 あと 相手に
自分の感情だけを一方的に
押し付けるひとも 苦手だなぁ~…。
少なくとも
今は、君は 私の教え子で
私はあなたの師だよね?
私は師としてきちんと
あなたに教えたいのに
でも君は いつも 他の異なる感情だけを
私にぶつけてくる……
これは 師としての立場の私には
屈辱的なことなんだけど……。』
😞、
『 確かに 先生の言う通りだと思う…。
ごめん…。 以後 気を付ける…。』
👩🏻🦰
『 先生への気持ちは嬉しいけど…
でも
そのあたりの云々は
無事に里を卒業してからに
してくれないかな…?』
ガビーン
😑
《 先生… 。
ダメ出し… 多すぎです………。》
👩🏻🦰💧
『あ… やべっ…… 言い過ぎた……? 💧』
ビローン
😞ションボリ……
👩🏻🦰、
『 うーん… わかりづらい……
とらお君、 宿泊先まで 先生と
手を繋いでくれると助かるなぁ~…☆』
✨ニコニコ♪✨
😊
『 御安い御用でございます!☆』
😊🤝👩🏻🦰
😊
《 先生……。 しあわせ です☆》
👩🏻🦰💧
《 機嫌がなおったみたいでよかった……💧》