【夜】
🚨🏢【警視庁場末警察署】
🙂ヨモギダ寅男:
🚓 🚓 🚓
👨咲也 :
『ん~っ、
特に何も起こらないで
帰宅時刻とは…… 』
👦圭一郎 :
『まぁ、それだけ平和ってことで
いいじゃないか♪』
👧つかさ:
『 ねえ、久々に飲みに行かない?!』
👨咲也:
『 いいねぇ~ ♪☆
課長も飲みに行きましょう!!』
👨足泉 課長:
『ん?、あ~、ごめ~ん、
私はまだやることがあるので~
遠慮とくよ。
みんなで楽しんできなよ♪ 』
👨咲也:
『えー…… ざんね~ん……☆』
👧つかさ:
『 紗友希も行こう♪ 奢るよ♪☆ 』
👩高木紗友希:
『はいっ♪☆
あ、ヨモギダさんは……?』
🍾😪ヨモギダ寅男:
『クカァ~……。』
👧つかさ:
『 … あれじゃ 無理っしょ♪☆ 』
==================
🚪バタン……
《 みんなが去ったあと…… 》
ムクッ《起きる…。》
😒ヨモギダ寅男:『 ………。』
《見回り中の警察官》
クリエ
🔦👮栗柄康助:
《眠気覚ましのミント菓子を口に入れる》
『この時間帯は何故か眠くなるんだよ
なぁ~……
ん? 誰かいるっ?……』
『😐』
🔦👮栗柄康助:
『おや、こんな時間に調べものですか?』
🙁ヨモギダ寅男:
『ああ。ちょっと
気になることがあってね…。
大したことではないんだが、
気になると調べないと気が済まない
たちでね……。』
【 資 料 室 】
📚📖☹️ヨモギダ寅男:『 ………。』
☹️ヨモギダ寅男:
《やっぱりだ…、
あの入れ替えて置いたダミーの資料が
無くなっている……。
間違いない、確信したよ……
犯人はこの警察署の内部にいる……。》
《資料室から出てくると、
部屋の前に足泉課長がいた。》
🚪?!😐______👨
👨足泉 課長:
『 こんな遅くまで何を調べているんだ?
ひそかに
何かの事件を追っているのか?』
😀ヨモギダ寅男:
『いや、これから飲みに行くんですけど
どうやったら女にモテるかなぁ~と
思って結婚詐欺師のモテるテクニックを
参考にしようかと思って……
いいキャバ紹介しましょっか?!
デヘヘッ♪』
👨足泉 課長:
『 なっ…、 アンタ最低だなっ!!💢
真面目に考えて損したよ!!💢💢💨』
===================
🌞《 早 朝 》
🚨【警視庁場末警察署】
🚓 🚓 🚓
《🛋️ ソファーに座り》
☕📰🙁
👩高木紗友希:
《おはようございます!!♪》
ビクッ…
😲ヨモギダ寅男:
『わっ!?…… えっ?!
ど、どうした?! こんな朝早くに…!!』
👩高木紗友希:
『 いつも酔っぱらっててグータラしている
って聞いていてたけど~…
やっぱり、いつもは酔ったふりを
していたんですね~~~……。
まぁ、それはそうと はい。🍙おにぎり♪
今、お茶いれてきま~す♪』
🍵🍙🙁ヨモギダ寅男:
『 もう、気付いてるんだろう……?
10年前、私は君のお父さんと組んで
ある事件の捜査をしていた……
全て完璧な捜査のはずだった…
しかし、私の読みが甘かった……
一瞬の出来事だった……
奴らは得体の知れない術や技を使い…
成す術がなかった……
君のお父さんを殉職に追いやったのは
この私だ……
本当にすまなかった……。』
👩高木紗友希:
『 ううん、私も母も,あなたの事を
恨んだりなんてしていません。
その右足は父のことを守ろうとしてくれ
て負った傷なんですよね………。』
🙁ヨモギダ寅男:
『私の足のことは 構わないが、
君のお父さんのような優秀な刑事を
失わせてしまったことの方がはるかに
損失が大きいよ。』
👩高木紗友希:
『そんなことないです、
ずっと、あの事件の事を調べていてくれ
たんですね。……』
🙁ヨモギダ寅男:
『 だが、実状は なかなか進展していない…
わかっているのは あの事件の黒幕は
猿蟹コンツェルンの何者かであり、この署内には
その仲間の内通者がいるということ
だけだ………。』
👩高木紗友希:
『 それを確かめるために
わざとにグータラ刑事を演じてい
たんですね…… 』
==================
🕣《 数時間後… 》
👨足泉 課長:
『 諸君、おはよ~!!
今日も1日、気を引き締めてゆきま
しょう!! 』
👦圭一郎 :
『 はい!!』
👨咲也:
『 はい!!』
👧つかさ:
『 はい!!』
👩高木紗友希:
『 はい!!』
👨足泉 課長:
『 おやおや~… またもや彼は
酔っ払って寝ているんですか~?!💢』
🍾😪ヨモギダ寅男:
『 クカァ~……。
つかさちゃ~ん…………』
👧つかさ:
『 なっ………、
私で …どんな夢を………?!』
👨足泉 課長:
『プッ…(笑)』
👦圭一郎:
『 ンフフ…(笑)』
👨咲也 :
『 ふふっ…(笑)』
👩高木紗友希:
『ふっ(笑)』
👧つかさ:
『 おかしくない!!💢💨』
=================
👨足泉 課長:
『 署長!! どうしてあのような
不良刑事をいつまでも
ここに置いておくんでしょうか!!』
場末警察署長
👨三間一之 署長 (相島一之)
『 デヘッ♪(笑)
まぁまぁ~…… そんなに怒らないで…
いやぁ~ 実は彼はね~…
私もよくは知らないんだがね~……
上からの命令でね、
仕方なくここに置いてるんだ…
だが、
これは私の推測なんだがね……
おそらく彼は……
上からの命令で何らかの内部調査を
しているのではないかと
私は思うんだが………。』
👨足泉 課長:
『 内部調査……。』
==================
👨咲也:
『 今日も 特に何も起こらないで
帰宅時刻になるとは…… 』
👦圭一郎 :
『今日も平和だな~~~~♪』
👧つかさ:
『 ふぅ~ ジム行って汗
流して帰るかな?!
ね、紗友希も行かない?!』
👩高木紗友希:
『あ、私はちょっと
寄ってくところがありますので♪☆』
👧つかさ:
『うん、わかった じゃお疲れ♪☆』
==================
👩高木紗友希:
『もう、みんな帰りましたよ♪☆』
ムクッ《起きる…。》
😐ヨモギダ寅男:
『 ありがとう。』
《見回り中の警察官》
《ミント菓子ボリボリ……》
🔦👮栗柄康助:
『 このミントもチョコミント味があれば
いいのにな~~……
おやっ?!、
あれま、またまた調べものですか
しかも今日は おふたりで?!』
😐👩
👩高木紗友希:
『 あのっ… 実は 私たち……♪☆』
《 寅男と腕を組む…》
😳💦ヨモギダ寅男:
『 そ… そぃうわけだ…… 』
🔦👮栗柄康助:
『 あ!! なーるほどぉ~~♪
ご、ごゆっくり~~………💦
あんな可愛いコと……いいなあ~……💦』
😓ヨモギダ寅男:
『あれで良かったのか…?』
👩高木紗友希:
『 ええ、良かったんです♪☆』
【 資 料 室 】
📖☹️ヨモギダ寅男:『 ………。』
👩高木紗友希:『 ………。』
🙂ヨモギダ寅男:
『 よし!! やったぞ!!☆
ホシが罠に掛かった!!
私が囮のために仕込んで置いた
お誘いの紙が抜き取られているよ!♪
土曜の夜、君のお父さんをやった
犯人は動くはずだ!♪☆』
👩高木紗友希:『 本当ですか? ♪☆』
🙂ヨモギダ寅男:
『 ああ、本当だ!!
ここまで出来れば上出来だ!!
今日は もう帰ろう!!
ウチで祝杯をあげるぞ~♪☆』
😧
👩
👨足泉 課長:
『 土曜の夜ですね。
私も混ぜてもらいましょうか……。』
=================
🏤【ヨモギダ宅】
『ここが私の住まいです。
元はBARだった物件を安く買いました。
二階は人に貸しているので
私の部屋はここだけ、トイレは3つ、
小さなユニットバスは後付け。
ですが、住めば都 なかなか快適です。
私自身はゲコで酒もタバコもやりませんが、
この雰囲気を壊さないために酒は色々と
取り揃えてます、独学で学んでカクテルも
作れます。』
《 どうぞ…… 》
🍸 🥃
😃ヨヨモギダ寅男:
『これ両方、きみのお父さんが考えた
シークヮーサーを使った
カクテルなんだ♪☆』
👩高木紗友希:
『 へぇ~☆ そうなんですか~~、
ん?、でも お酒を飲めないのに
署で酔ったふりをしていたん
ですか? (笑)』
😅ヨモギダ寅男:
『ああ。決して験担ぎとかではなく、
酒は一滴も飲めん、ぐでんぐでんになる。
タバコも体質に合わず吸わない。』
👨足泉 課長:
『そんな芝居をしてまで
内部調査をしていたとは……。』
🙂ヨモギダ寅男:
『 警察が悪に負けたままではいけません
からね……
私だけではなく、上層部にもメンツがある
のでしょう。
あ、おつまみ なんですが、基本外食で
材料が缶詰とプランターで育てた野菜しか
ないから……😅
鯖味噌缶と きゅうりとかいわれの
七味マヨ和えです。
水煮缶ではなく味噌煮缶を使うのが
ミソです♪
あと、余った鯖味噌にトマトとチーズを
かけてトースターで焼いたものです♪☆』
👩高木紗友希:
『 美味しいです ♪☆』
👨足泉 課長:
『うん、意外にイケる♪☆』
😅ヨモギダ寅男:
『 だはは、良かった♪☆』
👨足泉 課長:
『それにしても猿蟹コンツェルンの狙いは
なんなんだ?☆』
🙂ヨモギダ寅男:
『あぁ~。 おそらくこれでしょう。』
《 寅男のネックレスに龍の装飾が施された
三角形の鏡が付けられている………… 》△
👨足泉 課長:
『それは金属の様だが昔の鏡?☆』
😐ヨモギダ寅男:
『ええ。おそらくそうです。
これは、[👩]君のお父さんから託された
ものなんだが、…。』
👩高木紗友希:
『お父さんが……?』
😐ヨモギダ寅男:
『ああ。 そうだ。
奴等はこれを取り引きしようとし、
仲間割れを起こした。
取り引き際の奴等の会話から
龍に纏わる[剣],[玉],[鏡]これらを
揃えることで世界のあらゆるものを操り
意のままにすることが出来るとか……。
奴らからすれば、それほどの代物らしい。』
👨足泉 課長:
『そんなSF映画みたいな話が……』
😐ヨモギダ寅男:
『 現に 私はこの目で見ましたよ。
奴等は武器を持たずに見たこともない
ような術や技を使いました……
高木さんは防弾チョッキを着ていたのにも
関わらず、防弾チョッキは無傷のままに
胸だけを撃ち抜かれいた……。
他の警官たちも1人はカチンコチンに凍結され
1人は一瞬でミイラにされました……。』
👨足泉 課長:
『なっ…、』
😐ヨモギダ寅男:
『私は署内に敵の内通者がいると予測し
進言したところ、上は私に内部調査を
命じました。ところが、犯人からの
報復を恐れて誰も協力しようとはしません。
ですが、高木さんをやった犯人を追う
私には寧ろ好都合でした………。
敵は 私の動きに少し気付いたようで
私は資料室に置いてある、あの事件の
資料の中に
この鏡を一億円で取り引きしないかと?
曜日と場所を指定した誘いの紙を
仕込んでいたですが、
先ほどその資料を確認すると
それが無くなっておりました……。』
👨足泉 課長:
『それが土曜日というわけか…、
だが、そんな危険な奴等と
どう戦おうというんだ。』
🙂ヨモギダ寅男:
『 全く手がないというわけでもない…
奴らの使う術や技の基本は『気功術』。
こちらも気功術を使えたらいいんです。
先生~!! 先生~!!☆』
《2階から誰か降りてくる。》
👩陳 宝 ( 須藤茉麻 )
『 ハ ~ イ アダス
つゅーごくじんネ~
名前 チンホォーウ 言うアル~♪ 』
ガビーーーン
👩高木紗友希:
『名前よ…。大丈夫か~~~……??💦』
🙂ヨモギダ寅男:
『私の気功の先生です!!
ふたりとも気功をマスターして
みませんか?』
==================
《その③へ続く》