🏯【金猴城】
✨🦋 ✨🦋
🖐️👩美鈴:
『 そう…
姉さんと寅男さんは 好き同士なの……
寅男さんと私が仲良しになる前に先に
そんな関係になられると…
とても 厄介ですね……』
🐀
🍭👩赤いキャンディ(平井美葉)
『 はっ。 ですが、
ヨモギダ寅男という男と
美鈴さまの御父様は現在、陳金猴に
囚われた美鈴さまの救出に向けて
強い友情のもと一致団結しております
ヨモギダ寅男という男が友情を無下にする
ような人間とも思えません。
一度、接触を試みては如何でしょう?。』
🦊赤いキツネ:
『 ………。』
✨🦋 ✨🦋
👩美鈴:
『 どうされました? キツネさん? 』
🦊赤いキツネ:
『 はっ。 今、何者かの視線を感じた
ように思ったものですから?☆ 』
🐍スーッ…
🐀
🍭👩赤いキャンディ
『 あぁ。まりあ様、
あの蛇は元からここに住み着い
ている人間には無害な蛇です。
ここには私の配下の超能力ねずみが
複数おりますが、そこに紛れて普通の
ねずみもいるので、
きっと、それが目当てなのでしょう。☆』
キラッ
✴️🦊赤いキツネ:
『 だと……。いいんだがね…………。』
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【翌日】
😧ヨモギダ寅男:
『ほわっ?!! 傷が治っとるぞ!!👉』
🐉💦≡≡≡≡
😰ヨモギダ寅男:
『おぉーっ… あのドラゴンや!!』
モジモジ…
🐉
😧ヨモギダ寅男:
『ひょっとして… このケガ👉
おまえが治してくれたのか………?』
ウン ウン…
🐉《うなづく…》
😧ヨモギダ寅男:
『 もしかして… 反省してるの……?』
ウン ウン…
🐉《うなづく…》
🐉
😃ヨモギダ寅男:
『そっか♪ じゃぁ仲直りだ♪☆
はっはっ♪』
🐉
😃 ヨモギダ寅男:
『楓さ~ん、もなか~ 見て見て~♪
私は 昨日のドラゴンと仲良しこよしに
なりましたよ~~♪!!☆』
👩楓:
『えっ、ドラゴンなんて どこにも
いないじゃない……。?』
🐉
😃ヨモギダ寅男:
『あっはっは♪ 私の頭に乗ってる
じゃないか♪☆ ほらっ♪☆』
👩もなか:
『パパ、疲れてるんじゃない?💧』
😧ヨモギダ寅男:
『……………。』
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【洗面所の前】
😧ヨモギダ寅男
『な、ひょっとして、おまえの姿って
私にしか 見えないの…?』
ウン ウン…
🐉《うなづく…》
😓ヨモギダ寅男:
『そうなのか… わかった…
あ、そうだ 朝食だが、おまえは
普段、何を食べているの?』
⚡《 テレパシーを送る … 》
🐉
😯ヨモギダ寅男:
『 ほぉ~☆ 大気中のエネルギーを
食べているのか~♪☆
水分も雲から吸収していると?
ほぉ~…… その仕組みがわかれば
地球上のエネルギーは無限だな… 』
ナレーション:寅男
《私はこの🐉龍がどことなく文乃ちゃんに似ている
ように思え、文乃ちゃんの川村から取って この龍に
かわむーと名付けた。
この日からかわむーは気まぐれに私のところに
やって来るようになった………。》
🅿️🚙
😃 🐉
《おっ、かわむー 来たかぁ~♪》
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🏬【喫茶さくら~金鶴支店~】
💄👩川村文乃
『 ンフフ~♪ 店長~♪』
👩竹内朱莉:
『 おっ? 文乃?
どうしたの?
いつもより おしゃれして?☆』
👩川村文乃
『 今日は店長と空港でイベントの
打ち合わせなんですよぉ~~♪』
👩竹内朱莉:
『あちゃ~ ……☆
もうルンルン気分じゃないの……。☆』
👩川村文乃
『 大丈夫!!🖐️
アタシ、仕事とプライベートは
きっちりと 分けるタイプなんで♪
ンフフ~♪ 店長~~♪💞☆』
👩竹内朱莉:
『ぜんぜん、分けれてないやん……💧☆』
😃ヨモギダ寅男:
『おはよぅございま~ス!!☆
ヨモギダでーす♪☆』
👩川村文乃:
『あ、来たっ♪☆』
モジモジ…
👩川村文乃:
『 店長~♪ さっ、行きましょ♪💞』
デレデレ…
😄ヨモギダ寅男:
『 なはっ…、行きますか~♪☆』
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🏙️【金鶴空港】
『イベント予定会場。』
🤔💬 👩💬
ナレーション:寅男
👩《 文乃ちゃんのプロのパティシエとしての
ポテンシャルは あの頃以上に 高く,
一切の妥協はありません、
時折、私が タジタジになる場面も……😅》
👩川村文乃:
『あ、ごめんなさい…
ついお仕事の話に夢中になって
キツく言い過ぎました……。』
😃ヨモギダ寅男:
『いや!! 逆に安心しました!!
このイベント、絶対に成功するって
確信できました!!☆』
😃『改めてよろしくお願いします♪』
🤝《握手》
👩『はいっ♪ お願いします♪☆』
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【レストラン 知恵の輪🐒】
👩川村文乃:
『 ここ私のお店の常連さんが
オーナーをしているお店なんですよ~』
🙂ヨモギダ寅男:
『へぇ~、こんな店があるなんて
ぜんぜん 知らなかったな~ ☆』
……………………………………
🙂ヨモギダ寅男:
『 気功を使えるようになってから
身体、体力はかなり若返りましたが、
でも実年齢では私も還暦です…
心の若返りはどうも難しい……
少し心の子供帰りが始まっているのか、
ここ最近などは些細なことですぐ感情的
なり泣き出してしまったりするんです……。
家庭では子供たちの前では気が張っていま
すが、妻の楓さんの前では気が緩んで甘え
たくなってしまいます。
佐紀ちゃんの前でこそ格好をつけてますが、
実情では彼女の言葉でよく感動してよく泣
いてしまいます…
自分でも少し心配になって一度、診察を
受けてみたところ、不倫しているという
罪悪感と急激な身体の若返りによる心と
体のアンバランスさによる 精神不安定だ
そうです…
驚くでしょう? 昔の強かった自分は
どこに行ったんだって、自分でも情けなく
思います…
きっと、文乃ちゃんは、私の過去の良い
ところだけをイメージして美化し過ぎて
おられるんですな……😅
そんな私とそうなったところで
きっと、私は文乃ちゃんの前でも
みっともない姿を見せてしまうかも知れ
ません。そんなの嫌でしょう……。』
👩川村文乃:
『 あれから22年ですよ……
私も もう若くはありません……
なので遠慮せずに甘えてください。
アタシはそんな店長のこと、全力で
受け止めます……』
ウルッ…
😢ヨモギダ寅男
《 うっ… ヤベッ… 泣きそう…
ここは堪えろ…… 》
😓ヨモギダ寅男
『 そ、それに実は私は今、ある危険な
任務についていて……
つい先日も、陳 金猴という悪い輩おり
ましてね、その戦いでやられて
死にかけました…
私は思わぬところで頓死する可能性、
ありますよ………。』
👩川村文乃
『 えっ?!』
( 陳 金猴のヤツ、アタシの知らないところで…
店長に手を出していたのか……… )
👩川村文乃:
『 それでも どうしようもないんです……
店長への好きは 抑えられません…
天涯孤独な私には 店長だけが唯一の
私の救いなんです。
私のことを救ってください店長…。』
😅ヨモギダ寅男:
『 あのさっ、よく考えてみて、
私と交際するということは端から見ると
不倫するってことになるのよ。
嫌じゃない?!』
👩川村文乃:
(もう~ 変な所で頑固なんだから~)
『 店長、アタシを見て~~
🐇魅了(チャーム) 強化ヴァージョン 💞💞
もう一丁、 🐇魅了💞💞』
💞
😍💞
ガクン…💞
💫😵ヨモギダ寅男:
『文乃ちゃ~~ん…………💞』
👩川村文乃:
『 ヤ、ヤバい……
術が効き過ぎて気絶しちゃった…💦』
👨陳 金猴:
『どうなされましたか?!』
👩川村文乃:
『魅了の術を掛けたら効き過ぎてしまった
みたいなんだ。』
👨陳 金猴:
( こ、この女、加減を知らんのか……
あと少し術の力が強ければ,この男は心臓が持たず
しんでいたかも知れんのだぞ…… )
『 し、心臓がバクバクし過ぎてますね…
私の気の力で少し心臓をリラックスさせて
あげましょう……💦
あとは、彼は冗談抜きに休ませて
あげた方が良しいかと…
この上の階に部屋があります……
彼をそこへ運び休ませてあげましょう…
彼が落ち着いたそのあとは
ご自由に… 🤚🔑』
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【 翌朝 】
(土下座) m(_ _)m💦
😰ヨモギダ寅男
『 す、すみませんでしたぁーー!!
それが、食事の途中までの記憶しか
残っていなくて…… 、』
👩川村文乃
『そんなひどいです!!
何も覚えていないなんて…
あの あと店長は
文乃~なまら好きだべや~って、
どえりゃー好きだに~って
それで………
あ~なって……
こーなって…………☆』
(ここは過去の佐紀さんの戦法を見習って……
何もなかったけど 話を盛っておこう。)
(土下座)
😰ヨモギダ寅男
『 ほ、方言アタックをしたんですか?!
エグい、我ながらエグすぎる!!…
まことにほんまに
す、すみませんでした!!
何卒、このことは楓さんと、
佐紀ちゃんには黙っていてほしいで
あります!!……
このとおりです!!…… 』
👩川村文乃:
『 わかりました…
じゃぁ… 責任を取ってください。
佐紀さんと同じようにアタシとも
恋人になってください。』
🅿️🚙
シクシク…
😢| |
👩| |
👩川村文乃:
『 な…、何で泣いてるんですか?…💧』
😢ヨモギダ寅男:
『だって…、お酒飲んでもいないのに
いきなり記憶 無くして、しかも、
その間、全く自制が利いていなかった……
なんか、負けみたいで それが悔しくって…、
私はボケたのかなぁ~?
はじまったのかなぁ~………?』
👩川村文乃:
『な、なってしまったことは仕方ない
でしょう!!💢
お互い好き同士だったんだから仕方のない
事だったんです!!💢
よぉーし!! これからアタシと店長は
ラブラブで行こうよーー!!
✊👩おーーっ!!☆』
✊😢ヨモギダ寅男:
『お…、おーーっ!!☆
うっ…、 朝帰り…、
楓さんになんて言い訳したら
いいんだ…(シクシク…)』
===================
🏙️【帰宅後】
《 土下座をしている寅男………》
チーン…
😖ヨモギダ寅男:『 ……………。🙇』
👩楓:
『 なんで、ず~っと
土下座してるの…?💧』
👩もなか:
『パパ、酔っぱらってるんじゃ
ない?💧』
👩楓:
『 ふふふ♪ さっ、寅男君……
土下座はもういいから☆
一緒に朝ごはん食べよう♪(笑)』
👩もなか:
『 パパ、🍚ごはんにする?
🍞トーストにする?』
😖ヨモギダ寅男:
『 牛乳をぶっかけたドッグフードで
いいです……………。』
👩もなか:
『 うふふっ♪☆
我が家では 犬を飼っていないため、
ドッグフード在庫ありません♪ うふふ(笑)』
😖ヨモギダ寅男:
『では、温めの白湯で結構です。
あと
常温のドッグフードをください…。』
👩楓:
『うふふっ♪ 何で~~??
ドッグフードに拘るの?♪☆』
===================
【喫茶さくら~金鶴支店~】
👩竹内朱莉:
『いらっしゃいませ~♪☆』
👩川村文乃:
『いらっしゃいませ♪☆』
👩清水佐紀:
『こんにちはー♪』
👩寅琥:
『こんにちはー♪』
👨清水寅吉 ( 三山ひろし ):
『ちわ~ッス♪☆』
👩鶏唐うたの (里吉うたの):
『こんにちはー♪☆』
………………………………………………………………
🍰☕
👩寅琥:
『☆すんごい美味しい~~!!』
👩うたの:
『お~いし~い~!!』
👨寅吉:
『うまい!!
なんだコレの美味さは!!♪』
👩清水佐紀:
『 ふふふ♪ でしょう♪
お母さんがまだ売れない小説家だった頃、
東京の隅っこ街のさくらの木の下にある
小さな喫茶店があってね、そのお店が
この喫茶さくらの始まりだったの。
当時、お父さんがそこの店長をしていて
朱莉さんと文乃さんとそこの店員さんで
お母さんはいつもその店に入り浸って
小説を書いていたの。
その頃から文乃さんは天才パティシエ
だったのよ♪
ちなみに、私、
その店でお父さんと知り合ったのよ♪』
👩清水寅琥:
『その頃のお父さんって
どんな感じの人だったんですか?♪☆』
👩竹内朱莉:
『う~ん、よく恋をしては失恋していた
よね~♪☆』
👩川村文乃:
『うん、そうそう、朋子さんに、
紗友希先生に、千聖さんに、佐紀先生に、
楓さん、みたいな?♪☆』
👩清水寅琥:
『へぇ~っ♪☆
もしかして……
文乃さんって、お父さんのこと好き
だったの~?、
なんか そんな感じがした~…☆』
ギクッ……《なかなかスルドいわね……💧》
👩川村文乃
『え…、ええ まぁ~……💧
もう時効だから話すけど……
当時の 私の一方的な片想いで……
あの頃、私は店長から子どもとしか、
見られていなかったから……
結局、何もなかったよぉ~……☆』
👩清水寅琥:
『 ふ~~~ん………
しゃぁ、今は?
いまも お父さんのこと好き~?☆』
ギクッ……💧
👩川村文乃
『え…、ええ~っと……
好きだったひとだから、
まぁ、嫌いではないよねぇ~♪☆』
👨寅吉:
『おいおい、寅琥~、
あんまりしつこく聞いたら失礼だろ、』
👩寅琥:
『あ、ごめんなさい、
少しでもお父さんのこと知りたくて…☆』
👩川村文乃:
『ん?、あぁ~
別にいいの いいの♪☆』
👩寅琥:
『 で、うたのちゃんは
寅吉お兄ちゃんのこと好きなの?☆』
👩うたの:
『うん、好き♪』
👨寅吉:『 いや~ん❤️』
👩寅琥:
『 キモッ… 』
==================
《その⑤に続く》