②読むと損した気分になる妄想ドラマ《特別短編》  | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

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明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆


《 金鶴空港襲撃事件のその後の様子…… 》

《 赤いキツネ、陳 蛇王、赤い涙たちは

森林公園に避難していた…。》





👩赤いキツネ ( 牧野真莉愛 )

『 ふふっ☆

あのエテ公め…

自らの策に溺れおったか♪

あっはっはっ♪♪☆

まぁ、あの程度でくたばるような輩では

あるまいて…♪☆』







《シクシク……… 》






👩赤いキツネ:

『 はむ?…… 


どうした?

陳くん、君は… 泣いているのか…?』





ガックリ……
👨陳 蛇王  (音尾琢真)

『うぅ~…… そんな……

くるみちゃん……… 』






👩赤いキツネ:

『どうした? お腹痛いの?

それとも  お熱? ☆






ガックリ……
👨陳 蛇王:

『 い、いえ、…… くるみちゃんを…

裏切って…… 失ってみて… 

初めて気付いたんです………

私にとって……   くるみちゃんが………

とても……  くっ…、 とても…

大切なひとだったんだって…………   』






👩赤いキツネ:

『 はむ~………。 なるほど……

いわゆる失恋というやつか………💧』






👩赤い涙 (清野桃々姫)
『……。』



《 赤い涙の肩に手を回し…… 》

👩赤いキツネ

『  も、桃々姫ちゃん、

 さっ!! 行こうか♪☆ 』





👨陳 蛇王:
『 先生!!スルーしないでください!!』






👩赤いキツネ:

『 はむ~……。💧 

陳 蛇王よ……  

君は 陳 金猴 の下部でありながら

ぬけぬけと私にもすり寄り

私の部下であった 赤い狩人を

私に無断で戦いに使い敗戦に導き、

さらにくるみに近づきその想いを利用し

裏切った君のことを 

私が何故、咎めないか わかるかね…?』





👨陳 蛇王:
『  なんでですか…? !』






👩赤いキツネ:

『 それが我々、闇の世界に生きる者たち
宿命だからだよ…

時に人を利用し,人を欺き、人を裏切り,
人を踏みつけることだってある…

そんな人間には当然、何らか報いがある
因果応報というやつだ、大切なものを
失うことだってあるだろう…

だが、それが闇の世界に生きる我々が
背負うべき運命なのだよ。

もし、それに耐えられないのだとしたら…
君には闇の世界で生き抜くことは無理だ。

私は別に強制はしない……、
君は表社会で生きる道を選べばいい…。

じゃぁな 元気でな……☆✋』






👨陳 蛇王:

『 先生には オレの劣等感なんて、

わからないんですよ~…!!

そんな美貌を持って そんな強さと才能を

持って……、 オレなんて… 見た目

こんなんだし…… 双子なのに弟のような

拳の才能もないし……、 

こんなオレに 唯一、優しくしてくれて…… 

愛情をくれたのは くるみちゃんだけだっ

たんだ……  それを失って、 弟まで

やられちゃって…… こんなオレなんて…

表社会だろうが 闇の世界だろうが

もうダメっしょ…………。

いっそのこと、オレのことなんて

消してくださいよ…… 先生……  』





👩赤いキツネ:

『 君は… ホームラン級のバカだな…

確かに 君は お世辞にもイケメンじゃない、

おまけに 姑息で 卑怯 で

クソ弱いし、

役立たずのボンクラ野郎だけど……… 』







👨陳 蛇王:
『うぅ~…(涙)






👩赤いキツネ:

『 だが、負け続けること怖さを、

何かを失うことの悲しみや痛みを知った

今の君は それだけで十分に

生き続ける価値があると 

私は思うがね……。


弱いことで自信がつかないのなら

努力して強くなればいいし、

知恵がないなら学べばいい。


君が私について来る気があるのなら

私は君を見捨てたりはしない…

強くなりたいのであれば,私が

稽古をつけてやる。

どうだ?

私と一緒に来るかね? 』





👨陳 蛇王:
『 先生~~ !!☆』





陳 蛇王:《 こうして… 私の修行が始まるの
であった……  


====================

✡️👨👩🦊
           
🦊赤いキツネ:
 わぁ~ぷ
🤘『輪或府… ルールルルルルル……☆




🕍


👨陳 蛇王:
『こ、ここが先生の御自宅……
大豪邸じゃないですか?!』





🦊赤いキツネ:
『 私は赤子の頃に両親に捨てられ孤児
施設で育ち。その頃に出会った師匠に
拾われ、小学生の頃からヒットマンを
している。なのでこれくらいの豪邸に
住むことは不思議なことではない。


とはいっても、こんな山の中だ。殆んど
人は来ない、この近辺にはエゾシカや
ヒグマもよく出没する。』



  ユウユ
👨游熊  ( 大江  裕 )
『 まりあ様~、おかえりなさいませ♪☆』



 ダー  ジウ
👦大鷲  ( 北山たけし )
『まりあ様、お風呂の御用意とお食事
の御用意がととのってございます ♪』




🦊赤いキツネ:
『こちらは陳 蛇王さんと桃々姫ちゃん、
私のゲストでしばらくここで宿泊する。
陳さんは、明日からここで修行をするので、
君たちも協力してやってくれ。』




👨游熊  / 👦大鷲 
『 かしこまりました~ まりあ様♪ 』




🦊トンッ💨  🐺 🐶 🤖   ⛑️ 🎭
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

🖐️👩真莉愛:
『私のマスクコレクションだ♪





👩赤い涙:
『………………。』





👨陳 蛇王:
『彼女…… まるで感情を表に出そうと
しませんね~……💧




👩真莉愛:

『はむぅ~……。

彼女の頭の輪の装飾品が見えるだろう。

それは 陳 金猴 が相手を洗脳し操る際に
使う禁箍の知恵の輪だ。

その人間の潜在能力を引き出す効果もある。

本来なら術者以外の者には外せないが…

私の結界が張られているこの建物の中な
らば、外せるかも知れないな…… 




✡️
🤞👩真莉愛:
えんがちょう
『 猿訛跳  ルールルルルルル ☆





○ )) カランカランカラーン♪
《 頭の禁箍の知恵の輪が外れた………… 》



👩ハッ羊蹄山桃々姫 

『 ハッ……?! 』






👩真莉愛:

『 正気を取り戻したみたいだね…。

直ぐにでも、ここから解放して自由に
してやりたいんだけど…、

桃々姫ちゃんにもわかると思うけど、
きみが覚醒した力はあまりにも強く、
制御が難しい、もし,感情のコントロール
間違えばとんでもない被害が及ぶ。

今まではこの輪で自我を『無』にして
何とかそれを制御していたが、自我を
取り戻したいま、それを制御するために
は.ある程度の精神修行が必要かと思わ
れるのだが……。』




👩羊蹄山桃々姫 

『 はい。 わかっています。

それに今はわけがあって表の世界には
戻りたくありません。

どうか私をここに置いてください。』






👩真莉愛:

『 わかった。好きなだけここに居たら
いいよ。 

でも、その能力を制御するための精神
修行をここでして貰うがいいかな?






👩羊蹄山桃々姫 

『 はい、宜しくお願いします!! 』






【 壁の絵 】( 壁の絵を見て……… )


👨陳 蛇王:    
『 なっ、先生……この絵は…?!☆』 




👩真莉愛:
『ああ…。この絵は  私の師匠、

チン タクワン 
陳 卓腕( 👩矢島舞美 ) だが、

知っているのかね?☆





👨陳 蛇王:
『ええ、よく知っています…
かつて 私と弟の陳虎、陳幻才と共に

古部羅商興 四天王として暴れ回って
おりましたから……




👩真莉愛:
『なんと!?☆』




《これがきっかけで先生たちと打ち解けた…》


==================

👦大鷲 :
『こうして鶴の構えをしてバランスを
とってくだい。今日はバランスの修行
です。』


👨陳 蛇王:
『こ、こうでありますか?💦



👦大鷲 :
『そうです♪ 上手いですよ♪☆



==============


《 座禅を組む…… 》



👨游熊:

『この状態から精神を穏やかに保ちつつ

頭の中でもっとイメージを膨らませるの

でございますぅ~。 ホホホ♪






👩羊蹄山桃々姫:
『な、なかなか難しいですね~…💦』





👨游熊:

『 いえ☆ それはきっと

緊張をされておられるからでしょう

もっとリラックス、リラックス

ございますぅ~。 ホホホ ♪

=================

ヘトヘト……
👨💨バタン 

陳 蛇王:『 つ… 疲れたね…… 💧 』



ヘトヘト……
👩💨バタン 

羊蹄山桃々姫:『 は…、はいっ…… 💧 』





👩真莉愛:
『 ふたりとも お疲れさま~♪☆ 

まんきんたん
万~金~丹~ ✡️




👨   ✨

陳 蛇王:
『 おおっ!! 回復してゆく!!』



👩 ✨ 

羊蹄山桃々姫:
『 元気 が出てキターーー!!☆』





👩真莉愛:
『あははははっ♪☆』


=================

《 そうして ついに…… 》


ドサッ…
👦💨 大鷲 :

『 ま、まいりました…… 💦

あなたは もう私よりも強いです

お見事です!!☆』 



ペコリ…
👨陳 蛇王:
『ありがとうございました。』


================

バタン
👨💨游熊:

『ぷはぁ~!!☆

まいりました、まさかイメージ力だけで

私の巨体を弾き飛ばすとは…

もう大丈夫です。 あなたはその力を

コントロールできるでしょう ホホホ♪




ペコリ
👩羊蹄山桃々姫:
『ありがとうございました~♪☆』


=================

《 こうして私は…
正義の戦士 に生まれ変わったのだ。 》



👩真莉愛:

『 今日から君は 聖 蛇王 だ……。』 




👨聖 蛇王:
『ありがとうございます 先生  ♪☆』


===================


👩真莉愛:
『 陳  金猴 は 究極の生命体になろうと
企んでいるが… 

まず、失敗するだろう…。』 



👨聖 蛇王:
『それは何故ですか…?』




👩真莉愛:
『そもそも奴は 大きな思い違いをして
いる…。

究極生命体は誰しもがなれるものではな
い…

なれるのは女だけで、男の姿のままでは
なれないのだよ。


しかも、ただの女ではない、

儀式によって男から転生し女になった

者だけがなれるのだよ。』






👩羊蹄山桃々姫:
『それは オカマってことですか?』




👩真莉愛:

『 たははっ☆ いや、そうではなく

禁呪法の儀式によって

完全に男から女に転生し生まれ変わった

者のことなんだよ…。

しかも、生け贄を使ってな。

我が師、陳 卓腕もこの儀式によって

男から女に転生したのだが

この生け贄を躊躇ったため、

不完全なものとなり………。

その報いを受けた……


その後…、師匠は 陳 幻才と恋に落ち

女児が誕生したのだが、しかし,

その女児の荒ぶる力は物凄く、

どうしても夫妻の

力では手には負えなかった……

しかたなく、

日本の強い霊能力を持つ高僧侶に

その女児を託したのだとか…… 


たしか、その女児の名は


『アヤノ』といったかな………。





👨聖 蛇王:

『 え、あの、

卓腕と幻才の娘は美鈴なのでは…?』





👩真莉愛:

『 はむ。師匠の数奇な運命はそれだけ

では終わらなかったのだ.…   

ある日、師匠たちが住む家の近くの

竹林に隕石が落っこちて来た……

そして、そこには👶女児がいたんだ…

アヤノを手放したばかりの夫妻は

その子に美鈴と名付け

それは愛情を掛けて優しい子に育て

上げたそうな…… 』



《その③へ続く》