🕵️鯱:
『 あなたも、多少お出来になる
ようですが…
生憎、我々は全員プロですから… 』
😡ヨモギダ寅男:
『ヘッ…… そうかい…… 』
《 鯱にアッパーをくらわせる……》
😏ヨモギダ寅男:
『 ヘッ、ちょこまかと動きやがって!!、
当たればこっちの方が
デカイみたいだな~…
どうした?、もう膝に来たか?
勝負アリだな。』
ガク… ガク…
🕵️鯱:
『 なっ………、くっ、くく……
きっさまぁ~~!!💢』
🕵️鯱:『 やっちまえ~!! 』
はっ!!
🕴️【警棒:ジャッ……】
🕴️🕴️🕴️🕴️
😫ぐあぁ~
黒胡雅裕:
『あららっ… 、予定と違うぞ、
アイツらやり過ぎだ…
止めねば…… 💦 』
軽トラ
ぬめりかわけん
👨絖川 健:
『 あれは!? アニキ(寅男)!! 』
👨絖川健:
『オイッ!! お前ら!!
何やってんだ!!』
黒胡雅裕:
『 ちょ、大丈夫ですかぁーーーっ!!
えっ?!、あなたは シャークキングコーヒーの
ヨモギダ社長じゃないですか?!
君たちは一体、何者なんだ?!
誰かーーっ!!
暴力事件です!!
誰か警察よんでくださーーい!!』
🕵️鯱:
『 ちぃっ……、 おまえたち…
一度、引くぞ……、 さぁ、
佐紀さま、
我々と一緒に会長の元へ帰りましょう…… 』
🙍清水佐紀:
『 ちょっ、放して!!』
🕵️鯱:
『ご安心ください。 私たちは
佐紀さまを無事、御自宅まで御送り届ける
ところまでが命じられたことです。
そのあとのことは 正直、 ご自由に。
ですので、今日のところは大人しく
御自宅に戻られて会長を御安心させた方が
得策かと…。』
🙍清水佐紀:
『うっ… 』
👨絖川健:
『アニキ!! しっかりしろ!!』
黒胡雅裕:
『ヨモギダ社長、大丈夫ですか?!』
😟ヨモギダ寅男:
『 きみは…… ぬ、絖川くん……… ?
ワニゲーターの黒胡社長……?
佐紀ちゃん………(ガクッ…) 』
==============
🕋
声:《寅ちゃん、寅ちゃん…、》
😟ヨモギダ寅男:
『うっ…… 』《 寅男が目を覚ます……》
👩岡井千聖:
『よかった、目を覚ました。』
😓ヨモギダ寅男:
ちさっちゃん
『 千聖ちゃん… きみがどうして?…
あつっ……、』
👨絖川 健:
『 アニキ、無理するな……
かなり、派手にやられてたからな… 』
👩岡井千聖:
『 久しぶりだね 寅ちゃん、
ここは私たちのお家兼お店。
思いきってリフォームして
カレー屋さんにしちゃった♪
けっこう 評判いいんだよ♪
寅ちゃん…、相変わらずいろいろと
大変だね… 』
👨絖川 健:
『 アニキ~、俺、カレーづくりの才能
あったみたい。アニキ が カレー 好きだった
の思い出して、どうしてもやってみた
くなってさ。
1日中,スパイスのこと考えてたら
楽しくて酒やギャンブルのことが
急に馬鹿馬鹿しく思えて来てさ~♪
アニキ…、あの時は アニキのことを
裏切っちまって ほんとごめんな……。』
🙂ヨモギダ寅男:
『 そうか、君たち家族が
しあわせならそれが一番だよ…
花ちゃんは?』
👩岡井千聖:
『学校だよ。』
😧ヨモギダ寅男:
『そうか、もうそんな時間か…
私も行かなきゃ…… 』
👨絖川健:
『 アニキ あいつらは何者なんだ?
今日はこの家に身を隠していた方が
いいんじゃないのか?』
😅ヨモギダ寅男:
『 いや、この家に迷惑を掛けるわけには
いかない。 ありがとうね☆』
《外に出ると黒胡が車で待っていた…》
黒胡雅裕:
『 いやぁ~ きのうは大変でしたねぇ~。
大丈夫でしたかぁ~?。
あ、ちなみに清水佐紀さんは
鰐淵会長宅に御無事でおられましたよ。』
👨絖川健:『 アンタは……。』
😅ヨモギダ寅男:
『 そうですか、佐紀ちゃんは無事なんですね。
黒胡社長、昨日は危ないをところを
助けていただいたようでありがとうござい
ました… 』
黒胡雅裕:
『 きのうの連中ですが、気になって
私なりに調べてみたところ。あの連中は
鰐淵会長の息が掛かった連中でした。
彼は目的のためなら手段を選びません。
躊躇無くひとを蹴落とします。』
😔ヨモギダ寅男:
『 鰐淵会長とは…
やはりそういう人物でしたか…… 』
黒胡雅裕:
『 ワニゲーターグループの内部でも鰐淵会長の
やり方についていけないという者たちも
多くいて…、しかし…、
会長のワンマン経営で会長が圧倒的に強い
権限を持っているため。残念ながら
何も出来ません…
せめて会長を追い出し
現.社長である. この私が会長の座につく
ことができたなら…… 。
佐紀さんとヨモギダ社長とのことも…
何とかなるのかも…………( ニヤリ…)』
😓ヨモギダ寅男:『 うっ… 』
黒胡雅裕:
『 それにね…… 私の知っている
奥様は…… いつも会長のエゴによって
辛く当たられ、どやされ、苦しめられ、
いつも泣かれておられました………。』
😡ヨモギダ寅男:
『 なんだとぉ~……… 』
👨絖川健:
『 おいっ… 、 ちょっとアンタよぉ~…
さっきから聞いていれば
随分とムシのいい話だよなぁ…
結局は、それって
アンタの出世話じゃねぇか…
それによぉ~、ずっと変だと
思っていたんだよ…
きのうといい。今日といい。
アンタ、随分と出てくるタイミングが
いいんだな…?
まるで はじめから それを狙っていた
みたいによぉ~… 』
黒胡雅裕:
『 何を根拠にそのような事を仰有られて
いるのか わかりませんねぇ~… 』
👨絖川健:
『 人間よ… クズみたいな生き方ばかり
していたらよぉ~…
自分と同じニオイのする奴がわかる
ようになるのよ…。
アンタからは 以前のオレと同じ
ろくでもないニオイがするよ…。
大体、アンタよぉ~、ここの場所なんで
わかってんのよ?
何とかって会長のこととかもよぉ~…
それってどうやって調べたのよ?!…
昨日のアイツら オレには警棒を向けて
威嚇をしてきたのに、アンタには一切、
それをやろうとしなかった……
不自然だよな?
きのうのあいつら…、アレ、アンタの
仕業なんじゃねぇのか? あ?』
黒胡雅裕:
『 あなたねぇ~ 滅多なことを言うものじゃ
ありませんよ~… 』
👨絖川健:
『 アニキ… この男は本当に
信用できるのか?』
黒胡雅裕:
『 奥さまは鰐淵会長からひどい仕打ちを
受ける度に許せないと仰有られておりまし
た………。
次は 佐紀さまがそうなられるのかも…… 』
ゴゴゴゴッ…
😡ヨモギダ寅男:
『な、なにぃ~…… 』
👨絖川健:
『 アニキ、騙されるな!!
これがコイツの手口だ。
いつもの冷静なアニキなら
こんな嘘っぱちわかるはずだろ!!』
🙂ヨモギダ寅男:
『 そうだな♪ 絖川くん、心配してくれて
どうもありがとうな。
黒胡社長も、いろいろとありがとう
ございます。
一度、家に帰って風呂にでも入って
頭冷やして考えてみるよ。
あっ、ラッキー!! タクシー来た♪
じゃね、千聖ちゃんや花ちゃんにも
よろしくね♪』
🚕💨
ギロリ…
黒胡雅裕:
『 絖川さん…… あなたねぇ~……
あまり余計なことをしない方が
身のためですよ……
あなたにも… 守るべき大切なひとたちが
いるでしょう………
それともマネーをお望み?
それなら、いつでも相談に乗りますよ~…
考えておいてください……
それでは…… 』
《 千聖が家から出て来る 》
👩岡井千聖:
『 健ちゃん、どうしたの~?』
👨絖川健:
『 あの野郎… 脅して来やがった……
千聖…。 たしか 前に御世話になった
楯 さんの連絡先、ひかえてたよな……。 』
==============
【清水家】
『 佐紀…、寅男に会いに行ってきたのか……』
🙍清水佐紀:
『 お父さん!! どういうことなの!!
そんなに寅男ちゃんのことが憎いの!?
あんなチンピラまでよこして…
寅男ちゃんは無事なの?!』
『なんだそれは?!
一体、何の話をしている?!…
説明してくれ!!
チンピラとは何だ?!
寅男の身に何かあったのか?!』
==============
🏡
😠ヨモギダ寅男:
《 鰐淵… おまえ… 》
竹内朱莉:
『 おはようござ…… 店長…?……
どうしたんですか?、…… そのケガ……、 』
川村文乃:
『 店長……、何があったの?…、』
😅ヨモギダ寅男:
『 いや、それが昨日、たちの悪い酔っ払い
の連中に絡まれちゃってさ、被害届とかは
ちゃんと出したからさ…、』
🙂ヨモギダ寅男:
『ねぇ、竹内さん、川村さん ,
ホントの話さ、……
もし…この先、私の身に何かあったらさ……
この店とさくらのこと、ふたりにお願いで
きないかな?って思ってさ…… 』
竹内朱莉:『 どうして… 急にそんな事
言うんですか?…』
川村文乃:『そうですよ……
今日の店長…、
何かおかしいですよ…… 』
😅ヨモギダ寅男:
『いやっ、もしもの場合の話だよ。
昨日、こんな目にあってさ…
ふと、そういうふうに思ったのよ。
人生、この先、何があるかわからない
からさ…… 』
竹内朱莉:『 店長……、』
川村文乃:『店長……、』
==============
『 なるほどな…… そんなことを
するような奴は,ひとりしかいない…
そいつのことは 私のに任せなさい。
直ぐに手を打つ……。
それよりも寅男にはこの事は伏せて
おいてくれ…。
寅男も 私に積年の恨みがあるだろう、
私が悪役になることで少しでも寅男の気が
済むのなら、私はあえてそれを受け入れる
つもりだ………。』
🙍清水佐紀:
『 お父さん…、寅男ちゃんは
そんな人じゃないよ、話せばきっと
わかってくれると思う。』
=================
🏙️【🦈シャークキングコーヒー 本社】
打田 守 ( 杉浦太陽 ):
『 社長~… おはようござ…、
アレ? どうしたんですか?
そのケガ……? 』
山木梨沙:
『 あ、ホントだぁ~… なに、
そのヒドいケガ~…… 』
金澤朋子:
『 かなりのおケガのようですが、
ひょっとして事故か何かですか? 』
😅ヨモギダ寅男:
『 あ、ああ、あの~ 階段踏み外し
ちゃって…… 』
船木 結:
『 も~ 気を付けてくださいよぉ~。』
😃ヨモギダ寅男:
『 ははっ、そうだね♪ それより、
おとなのリッチカクテル大好評じゃない♪
瀬木農くんはどうだい?!』
せぎのながれ
瀬木農 流 ( 渡部豪太 ):
『 おかげさまでうれしい悲鳴ですよ♪
でもやりがいがあって楽しいですよ~♪』
😃ヨモギダ寅男:
『そうか~ そりゃ~よかった!!♪
じゃぁさ…… もっと もっと、
店舗を増やして……
🐊ワニゲーターグループなんて
ブッ潰しちまおうぜ……(笑)😠』
打田 守:
『 えっ?………
今日の社長………、
なんか…… 変ですね………。』
🤔ヨモギダ寅男:
『うーん………… そうかなぁ~……』
===========
🙁ヨモギダ寅男:
『 加賀さん…… 羽目夫…
遅れてごめん……。 』
『 おい 寅男…、おまえ…、
その顔!?…… どうした?!……』
👩加賀 楓:
『 社長…、何があったんですか?! 』
クワッ
😐ヨモギダ寅男:
『 なぁ、羽目夫……。
そんな事よりさ…
オレたちで……
🐊ワニゲーターグループ… 乗っ取らないか……?』
👩加賀楓:『えっ?… 』
『 おまえ… 何言ってるんだ?… 』
😡ヨモギダ寅男:
『 個人的な恨み辛みと言われてしまえば
それまでだが……、俺は……
どうしても鰐淵利夫という あの男を許す
ことが出来ない…………』
『 …………………。』
😡ヨモギダ寅男:
『 どうだ?…… 羽目夫?…… 』
『 加賀さん。
寅男には しばらく休暇を取らせます。
寅男が行う予定だった仕事は
私に回してください。』
😧ヨモギダ寅男:
『 おぃ?! どういうつもりだ!?… 』
👩 加賀 楓:
『 はい。 かしこまりました。
社長は 休暇ということで。……… 』
😧ヨモギダ寅男:
『 何故だ?!… 加賀さん… 』
『 わからんのか?!…
今の自分の姿、ちゃんと見たか?…
そんな怒りと憎しみで血走った目で
きちんとした仕事ができるのか?…。
今のお前に人の上に立つ資格はない。
休暇とって少し頭を冷やしてから来い。』
👩加賀 楓:
『 私も…… 同じ考えです。』
😧ヨモギダ寅男:
『 何故だ?…… 』
================
《その④へ続く》