読むと損した気分になる妄想ドラマ 番外編 その⑦ | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆


おじいちゃん鰐淵利夫:

『 過去の贖罪か…  


きっといつの日か… 彼は 私に

復讐しに来るだろう…

私はそれだけの事をした………

だが、私はそれを甘んじて受け入れよう

と思う……

私も 年を取って 甘くなったかな?』





👓朽長優樹:

『 いえ…、御立派だと思います。

私は会長の意に忠実に従うまでです……

それにしても ヨモギダ社長は

不思議な魅力を持つひとですね… (照)ポッ……



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🚙

🤓伎座刻夫:

『寅男ちゃん、愛さんと

また会いたいんだけど~ 頼むよ~♪』




☺️ヨモギダ寅男:

『 フフフッ、刻夫~ さては

愛ちゃんに惚れたなぁ~(笑)

愛ちゃん、可愛いしモテるからなぁ~♪

なかなか 壁は高いぞぉ~♪♪

それでも構わなければ協力するぞぉ~♪』





🤓伎座刻夫:

『おお~  頼む~♪♪

壁は高いほど努力のしがいつぅーもんが

あるからね~♪♪☆』






👩 加賀  楓:

『 ハハハッ、

ところで 社長、鰐淵会長は

どんな方でしたか?』






☺️ヨモギダ寅男:

『うん…、すごくいいひとだったよ♪

しかもね、私の父と母とも若い頃に
仲が良かったらしい。

だからかなぁ~…?

何か他人とは思えなかったよ。

でも…… ………。』







👩 加賀  楓:

『 でも…?』





😐ヨモギダ寅男:

『鰐淵会長とお会いしてから

何故か … やけに、

父のことを思い出しちゃってね~… 



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《 寅男が高校生だった頃…… 》


寅男の父
👷鯖男:

『 何っ?!

大学に行かずに働くだと?!』






😃ヨモギダ寅男

『 うん!! 父さんも再婚して

新しい家族も増えたことだし、僕も働いて

少しでも家計を楽にしたいんだ♪☆』





👷鯖男:

『 お前に心配をされるなんてな…

俺も妬きが回ったかな~…

お前は家の心配をする必要などない!!

大学へ行き きちんと学んで来い!!』





😅ヨモギダ寅男:

『だ、だったらさ… せめて

自分でアルバイトをしながら大学に行くよ。

この家に迷惑を掛けたくないからさ~… 』





👷鯖男:

『 ダメだ!! 学費はオレが払う、

母さんと約束したんだ!!

お前はきっちりと学ぶことだけに

専念していればいい!!』





😅ヨモギダ寅男:

『 父さん、僕の人生です…。

僕のしたいようにさせて欲しい…』




👷鯖男:

『寅男、お前は母さんとの約束を

守らないのか?!

鯉子( 寅男の姉 ) も母さんとの約束を

守っていたぞ!!』





😧ヨモギダ寅男:

『そういうことじゃない、僕は男だ!!

姉さんとは立場が違う、生き方が違う!!

とにかく、僕は大学には行かない。

働いて 新しい母さんと衣梨奈の

生活を少しでも楽にする!!』






《 この日、私は父さんと口論した。

父さんと口論したのは,

これが最初で最後だっと記憶している…

私は、父さんと揉めるのが嫌で…

いつの間にか父さんを避けるようになっ

ていた…… 》




🏠【 ヨモギダ家 】

鯖夫の後妻で衣梨奈の実母
みけこ
お母さん三華子 (中原果南):

『 ごめんね~、寅男ちゃん…

でも、私と衣梨奈のことは気にしないで

安心して大学に行って。



赤ちゃんの頃の
👶衣梨奈:
『キャッ キャッ♪☆』






😅ヨモギダ寅男:

『 いえいえ、単純に私が就職したかっただ

けというのもありますし、

何でもかんでも父さんに上から押さえつけ

られることが嫌なんです… 』





《 そんな日が続いた ある日… 


私は街角にある珈琲店で父さんの

好きだった 珍しい珈琲豆を偶然、

発見し… 嬉しくなって…


何も考えず、父さんのいる作業現場に


向かったんだ……  》




ガタン  ガタン
ドドドドドッ
🏗️🚛💨【🚧 工事現場 】



👋😃ヨモギダ寅男:

『 お~い!! とうさ~ん!!』





👷鯖男:
『寅男じゃないか?! どうした~?!☆』




👋😃ヨモギダ寅男:

『 幻の珈琲豆をゲットしたんだ!!

あと富士見屋のイチゴショートも、

もう少しで休憩でしょう~?

一緒に飲まな~い!?☆』






👷鯖男:

『おお~っ!! いいなぁ~!♪

あと5分だ~!! 待ってろぉ~☆


ハハハッ 寅男ッ~♪☆』





クレーン
🏗️ (異音:ガタガタ…… )


☺️ヨモギダ寅男:
『 へへッ 父さん  まだかな~…☆ 』




👷鯖男:
『おお~い!! 待たせたなぁ~♪♪』




😃ヨモギダ寅男:
『あっ、父さん!! ちょうど いま……  』



クレーン
🏗️ (異音:ガターン!! ワイヤーが外れて

吊り上げていた資材が落下して来た!!)





😰ヨモギダ寅男:『う、うぁぁ~…』




👷鯖男:
『 寅男!! 危ないッ!!☆』
( 寅男を 突き飛ばす… )




ドガーン!! ガシャ ガシャ ガシャーン!!



😖ヨモギダ寅男『うっ……』 


==============


😖ヨモギダ寅男『うっ……』 





😨ヨモギダ寅男:『 父さん!!』





看護師:

『 先生、息子さんが目を覚ましました!!』




医師:
『 ご自分のお名前は言えますか?』





😧ヨモギダ寅男:

『 ヨモギダ寅男です、大丈夫です、

全て覚えています、それより父は…?!





医師:

『 それは… 

誠に申し上げにくいのですが…… 』






【 霊安室 】



😧ヨモギダ寅男:

『 父さん!! 

う…  嘘だろ…………    、』




真顔鯉子:『寅男……(涙)

お母さん三華子:『寅男ちゃん…(泣)

👶衣梨奈:『 キャッ キャッ♪




😨
ヨモギダ寅男

《 オ…、 オレが…… 

姉さんと衣梨奈から……

父親を………、 




オレが…、

新しい母さんから……、

旦那さんを………、





オレが…  みんなから………、


父さんを…………、  



奪っちまった…………、》






😭ヨモギダ寅男:

『 ううあああぁ~~~!!

オレのせいで 父さんが~…

父さんが~……  、』




《 その後も… 誰も


私を責めようとしなかった…


私はこの事故で、母との記憶の

ほとんど失ってしまったが、


それよりも

あの瞬間と あの光景が何度も

頭の中を過り… 

何故、あの事故が父さんで

自分じゃなかったんだろうかと…



罪滅ぼしになるのならと

最悪なことも考えたりもした……




しかし、そんな時、

私に目には そんな私に懸命に

無邪気に笑い掛けてくる

まだ赤ん坊だった衣梨奈の姿が映った… 




👶衣梨奈:『ダァ~♪☆』




😂ヨモギダ寅男:

ありがとう、えりぽん。

父親の姿を知らないきみのために

僕はこれから きみが一人前になるまで

頑張って働いて 

きみの父親の代わりをするよ。

父さんの代わりに、

きみに父親の背中を見せるよ……  


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🚙💨


👩加賀 楓:

『 社長………。 

また、お父様の事を

思い出しちゃいましたか……?





😂ヨモギダ寅男:

『いや、何でもないよ。

ただ、ドライアイなだけだよ…





👩加賀 楓:

『 わたしも なんか…、

ドライアイみたいです………』






🤓伎座刻夫:

『 寅男ちゃん、あれは寅男ちゃんの

せいじゃないよぉ~……

いつまでも引き摺ってちゃ

ダメだよぉ~……  前を見なきゃ~…… 』







😂ヨモギダ寅男:

『そうだな、ごめんな~……

今、見たことは忘れてくれ……♪




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《その⑧に続く》