読むと損した気分になる妄想ドラマ 番外編 その④ | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆


ナレーション: 加賀 楓


《 その次の日も、その次の日も

同じ時刻に 彼はやって来た。

不思議なことに 彼が来ると

あれほど辛かった職場が 

パァッと明るくなったのです。》





😃ヨモギダ寅男:

『はぁ~ぃ♪ みなさん お元気ですかぁ~

ヨモギダ、今日もやってまいりましたよ~

今日はサンドイッチをおみやですぅ~☆





👩 加賀 楓:

『 あっ、ヨモギダさ~ん♪ 』







帆白佳奈:

『 いつもありがとうございます ♪』







☺️ヨモギダ寅男:

『 いいんです、いいんです~

私はこういう仕事が大好きなんです~♪』







宮本佳林:

『 じゃあ、私 コーヒー入れて来ま~す!!

ヨモギダさんは ミルクとお砂糖は?』






☺️ヨモギダ寅男:

『 ありがとうございまーす♪

私はブラックでお願いしまーす♪』







宮本佳林:

『 本当は ここでも お店と同じように

カフェラテとか、抹茶とか、

いろいろ飲めたらいいのにな~ ☆』






😅ヨモギダ寅男:

『 た、確かにそうですよね~…

社長、気が利かないなぁ~   ハハハッ♪』


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【 翌 日 】



【☕コーヒーメーカー】

社員さんは1杯 70円 、

派遣社員さん、パートさん は無料 。

社長より。



《 不思議なことに  その翌日 、

この部所に お店と同じ コーヒーメーカー

が置かれ いろいろなものが飲めるように

なり楽しみが増えました… ☆ 》




社員:

『 なんで社員は有料で

派遣社員は無料なんだ?』

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😃ヨモギダ寅男:

『 こんにちはー♪ ヨモギダ 今日も

やって参りましたよぉ~♪☆ 





宮本佳林:

『 ヨモギダさん!!

ジャーン!! なんと今日から

お店と同じいろいろなカフェが

楽しめるようになりました~♪☆

しかも、派遣社員は無料なのでーす♪☆』






😃ヨモギダ寅男:

『 ふふふっ♪

おお~っ!!  

ここの社長、気が利くぅ~っ♪♪☆☆






👩 加賀 楓 :

『 今日は 私が入れます♪

ヨモギダさんは何にしますか?♪☆』






😃ヨモギダ寅男:

『 ありがとうございます♪

じゃぁ、カフェラテ でお願いします♪』



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その翌日……

【 土曜日 】




鼓坂 係長:

『 君たち、明後日の 朝一の

会議で使うを書類を今日中に

作っておいてくれ。』





👩 加賀 楓:

『 えっ、この時間からですか?! 





鼓坂 係長:

『 なんだ? 出来んのかね?

ったく、これだから派遣は~。

君たち、少しは 頭を使いたまえ、

3人協力すれば何とかなるだろう!!






阿尾千晶:

『 コピーも忘れないでね~。』






宮本佳林:

『 コピーぐらい御自分でされたら

どうですか?』








阿尾千晶:

『 怒ってる~ こわ~い☆

ってか、やりなよ~!!』







坂田宏二:

『 コーヒー入れてくれ~ ☆』






宮本佳林:

『 それも御自分でやってください。






坂田宏二:

『 え~  だってさ~

社員だと有料だけど~  

派遣だと無料じゃ~ん

俺、今月でパチンコやり過ぎて、

金欠でさ~  頼むよ~☆』





偉舘  薫 :

『 ちょっと、アンタ、

これをやっといてよ!!





帆白佳奈:

『 毎日、これでは困ります、

我々にもやるべき仕事があるんです。』






偉舘  薫 :

『 アンタ!! 誰に向かって口きいてん

のよ!! 派遣なら黙っていうこと

聞いてりゃいいのよっ!!』





鼓坂係長:

『あ、もう帰る時間だ~

私はもう帰る!! 君たちやっとき

たまえ!! いうこと聞けないなら

クビだ!!』





偉舘 薫:

『 そうよっ!! 

アンタたち残ってやっときなさいよっ!!』




阿尾千晶:

『 それじゃ、コピーよろしく~

おつかれ~☆』





坂田宏二:

『ごめん、コーヒーいらなくなったわ

捨てといて~ おつかれ~





帆白佳奈:
『 うっ…。』




宮本佳林:

『 悔しい~…。

こんなので毎日、残業なんて   … 』






👩 加賀 楓:

『 よし!! じゃぁ今日は  私が

残ってやります!!

帆白さんと 佳林 は帰っていいよ♪』





帆白佳奈:

『そんな、これだけすることがあるのに

加賀さん、ひとり残せないよ~…』





宮本佳林:
『そうだよ~……』





👩加賀 楓:

『 帆白さんは、息子さんとお出掛ける

する予定でしよ? 

今日こそは ぜひ、行ってあげて

ください。、

佳林もここの社員になるための

試験受けるのに

勉強するの 大変でしょう?

ぜひ、いつか社員になって私たちの

今の現状を変えてね♪』





😃ヨモギダ寅男:

『そうそう♪ 私もいますから~♪』





👩加賀 楓:

『 ヨモギダさん?!






😃ヨモギダ寅男:

『 いやぁ~  今日は

暇で 暇で

ヒマでした~☆

家に帰ってもヒマだし

なので 私がやりますからぁ~☆





👩加賀 楓:

『 そうそう♪ 私たちでやるよ!!

だから ふたりとも気にしないで帰って♪』




帆白佳奈:

『 ヨモギダさん、加賀さん

ありがとう…。』






宮本佳林:

『楓…、ヨモギダさん、

ごめんね…。』






😃ヨモギダ寅男:

『 あっはっはっ!! 

しんみりするのはナシですよ~☆ 


本日のお仕事は終わりましたよ~☆

さぁ、御二人とも

帰った 帰った♪♪☆☆』



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😓ヨモギダ寅男:

とは言ったものの…  


この仕事量たるやスゴいなぁ~…

下手をすれば

明日の朝まで掛かりそうだ~…


最悪、日付が変わる前に加賀さんは

お帰りいただいてもいいですよ♪ 』






👩加賀 楓:

『 いいえ!! 私にもプライドが

ありますから!! 

私も最後まで残ります!!』






😃ヨモギダ寅男:

『 加賀さん…、

加賀さんは

とても いいひとですね~☆』



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【 翌朝 】~ 日曜日




👩 加賀 楓:

『 ふぅ~... 終わったぁ~....』






😃ヨモギダ寅男:

『 おおーつ!! さすがは加賀さん♪

私も ちょうど今、終わりましたよぉ~♪☆






👩 加賀 楓:

『ありがとうございました~♪♪』





☺️ヨモギダ寅男:

『 いえいえ、 ふう、ところで

いま、何時だろう?  am 3:40?

この時間だとこの辺りは

電車もバスもないから

私、車で来てるので是非、

送らせてください。』

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🚙

🙁ヨモギダ寅男:

『 加賀さんはどうしてこの会社に?

加賀さんの実力ならもっと楽な職場で

活躍することも出来たでしょうに…。』





👩加賀  楓:

『 それはですね、私の地元は

すごく田舎で…普通の小さな喫茶店なら

数店舗あるのですが、

シャークキングコーヒーのようなお洒落で気軽に

利用できるカフェ店はありません。

もし、私の地元のような地方に住んでいる

ひとたち にも,この素晴らしさを気軽に

楽しんでもらうことが出来たらなぁ~☆

という安易な発想から派遣先にこの会社を

選びました。

と、言っても

 いま、社員たちの仕事の押し付けがひどくて

社員になるための試験を受ける時間も

ありませんけどね☆




😃ヨモギダ寅男:

『 それなら、
 
大丈夫です!! 加賀さんなら、

いや、宮本さんも、帆白さんも、

きっと、試験無しでも 

すぐにでも社員になれますよ~☆





👩加賀  楓:

『 あははっ♪ ありがとうございます♪

でも、ヨモギダさんにどうしてそんなことが

わかるの~?♪☆ 』





😃ヨモギダ寅男:

『 野生の感?

いや、冗談抜きにそうなりますって♪』






👩加賀  楓:

『 でも、あのひとたちが変わらないと… 』






☺️ヨモギダ寅男:

『 あっ、その事も心配いりません。

実は 私、社長のことをよく知っているの

ですが、社長は身分や学歴に関係なく

能力のある人や懸命に努力している人を

高く評価するひとです。それとは反対に

身分や立場を楯に好き放題やっているひと

には容赦はしません。 

社長はいつもあんなにつんけんしている

ようで実はいろいろと考えを持っている

ひとですから…。この前のコーヒーメーカーの事も

ありますし、今の現状をどこからか

見ているかも知れませんよ~♪☆』





👩加賀  楓:

『だったら、いいんですけどね~、

そんな夢物語みたいなことあるかな~☆』





☺️ヨモギダ寅男:

『ええ♪ 近いうち きっと、ありますよ。

私を信じてください♪』

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【 月曜の朝… 】

🏙️ 【🦈シャークキングコーヒー本社】




宮本佳林:
『 帆白さ~ん、おはようございます!!

うん? それは何~?  ( 紙袋 ) 』





帆白佳奈:

『 おはよう♪☆

これは有名レトルトカレーの詰め合わせ。

ヨモギダさんカレー大好きなんですって♪

ほら、ずっと  ヨモギダさんに御世話に

なっていたでしょ♪ それで今から

ヨモギダさんのとこにお礼を言いに行こう

かと思ってさ♪☆』





宮本佳林:

『 帆白さん…。

実は わたしも♪(笑) 

ジャーン!!  カレーセット♪(笑)』


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【 清掃課 】
 


清掃員:

『 あの~すみません、

ここにヨモギダという者はおりませんが…』






帆白佳奈/宮本佳林

『えっ……。』







《その⑤に続く》