🇺🇸マナ・ステッグマイヤー:
『 加賀さんって、私と同じですよね♪☆』
👩加賀 楓:
『え? おなじ?』
🇺🇸マナ・ステッグマイヤー:
『 好きなんでしょ? 社長さんのこと。
実は 私も同じなんですよね☆、
私は 有下駄 部長のことが好きなんだけど…
近くにいても手が届かずに見ているだけ
なんだ~。』
👩加賀 楓:
『 そうなんだぁ~.☆』
🇺🇸マナ・ステッグマイヤー:
『 私たち、良いお友達になれそうだね♪☆』
👩加賀 楓:
『うん♪、そうだね♪☆』
🇺🇸マナ・ステッグマイヤー:
『 それで社長のこと好きになった
切っ掛けは?』
👩加賀 楓:
『 うん、
私と社長がはじめて出会ったのは…』
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【 3年前… 】
🦈シャークキングコーヒー本社
ガックリ…
😕ヨモギダ寅男:
『う~む~… そうか…
これが 我が社で最も売れている
コーヒーか…… う~ん…… 』
楯 羽目夫:
『どうした? 何か 納得いかないのか?』
😓ヨモギダ寅男:
『 正直、これが売れる理由がよくわからん。
ただの見映えするだけの商品で
ウチじゃなくてもどこででも飲める商品だ。
これだけではないがウチは満足の出来る
商品が少ないな~…… 』
楯 羽目夫:
『 うむ、だがな、これが売れているのは
確かで 難しいところなんだよ…
案外、世間では どこにでもある味を
求めているのかも知れんぞ… 』
☹️ヨモギダ寅男:
『それはヨソのお店にまかせておけばいい
じゃぁないか。
ウチにはウチのプライドがある。
ウチは妥協しちゃいけない。
常に味を追求していこうよ~。
じゃなきゃ来てくださるお客様に
失礼だよ~。』
楯 羽目夫:
『 ならば~…… 何か
具体的な案はあるのか?… 』
☹️ヨモギダ寅男:
『うん。それなんだが、現在,
我が社にある商品開発部の他に
将来的には複数の別に商品開発部を
設けたいと思っているんだが、
その一環として、もうひとつ新たに
優秀な人材だけを集めた
商品開発部をつくろうと思っているんだ。』
楯 羽目夫:
『 じゃあ、その優秀な人材とやらは
すでに見つかっているのかな?』
😏ヨモギダ寅男:
『 テヘッ…
いや、実はそれが まだなんだ…(苦笑)』
楯 羽目夫:
『 だと、思ったよ… 』
☺️ヨモギダ寅男:
『 清掃員にでも変装して自分の目で探して
みたいと思っているんだが…、
🙏頼む!! 自分の仕事はきっちりこなす。
迷惑は掛けん!!』
楯 羽目夫:
『ふふふ、元々,リストラされた俺は
お前に救われた身だからな(笑)
寅男の好きなようにやってみろよ
それに なかなか面白そうだ。
実は 個人的には こういう時に
お前がどんな行動を取るのか生物学的に
興味深いんだよ☆
その代わり その間は私なりに仕事をさせて
貰うがいいな、シャークキングコーヒーを
もっともっと大きくしたいんだよ♪☆』
😃ヨモギダ寅男:
『 おい、おい、まだ大きくするのかよ~♪
羽目夫なら 本当にそれを実現しそうだから
な~。羽目夫も好きなようにやってみ♪』
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( 寅男が上機嫌で廊下を歩く… )
😃ヨモギダ寅男:
『さすがは羽目夫だ~。
話がわかる~♪☆』
[ ご意見 BOX ]
😯『 今日は 入ってるかなぁ~ ?
何でも気付いたこと書いてくれていいのに~…』
😯ヨモギダ寅男:
『✉️おっ、
めずらしい… 入ってる。
フムフム…。🙁ムムッ…』
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【 マーケティング部 】
こさか
鼓坂係長:
『君~、まだ出来んのかね~、
午後からの会議までにそれを完成させ
ないと~…… ったく、これだから
派遣は~……… 』
派遣社員
👩加賀 楓:
『は、はい、すみません、
もうすぐ完成します!!』
女子社員
あおちあき
阿尾千晶:(スマホをいじりながら…)
『ちょっと~ 頼んでたコピー まだ~…
これじゃ
予約してたランチに遅れちゃう~…』
派遣社員 宮本佳林:
『 はい、すみません、』
社員
さかたこうじ
坂田宏二:
『オーイ、頼んでたコーヒーまだかよ~…』
宮本佳林:
『 あ、はい、すみません、ただいま…』
ベテラン女子社員
いたちかおる
偉舘 薫:
『 ちょっと、まだ終わってなかったの~?!
まったく 使えないわね~、
これもやっといてよ!!(ドサッ)』
派遣社員、ほじろかな
ほじろかな
帆白佳奈 (原田佳奈):
『わ、わかりましたやっておきます。』
偉舘 薫:
『 あっそ、じゃぁ頼んだわね~♪
あっ、みんな~お昼休みよ~ 』
鼓坂係長:
『よし、じゃあ
あとは派遣社員にやらせて
みんな昼休みいくぞ~ 』
阿尾千晶:(スマホをいじりながら…)
『 ハァ~イ ♪☆』
坂田宏二:
『あ、コーヒーいらなくなった
捨てといて~☆』
偉舘 薫:
『 アンタたち、私たちが留守中も
手抜きするんじゃないわよ~!!』
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宮本佳林:
『 はぁ~…💨 これで また残業だ……
きっと あの人たち いつもみたく
14時ぐらいまで戻って来ない…
楓なんて この前は休日返上で
しかも、残業 だったのにね…… 』
ナレーション:加賀 楓:
《 優しかった 能古課長さん………、》
能古貴理子 課長:
『困ったことがあったら何でも言ってね♪』
《 その 能古課長が病気療養のため
長期不在だったこの頃は
本当にひどかった……
係長は日頃のうさを晴らすように
私たちに辛くあたり
それを社員たちはも真似するようになり…
係長も社員たちも、毎日のように
仕事のほとんどを我々に押しつけ
必要のない外出や お昼の休憩が過ぎても
戻っては来ず、さぼってばかりいた…
私たちは自分の仕事と押しつけられた
仕事の山をこなすために休日返上して
さらに残業するということもめずらしく
なかった…, 》
👩加賀 楓:
『ううん、私なんて まだマシだよ。
帆白さんなんてお子さんが
まだ小さいのに構ってあげられていない
んじゃ… 』
帆白佳奈:
『 わたしなら 大丈夫だから、
気にしないで、さっ続きをやろう… 。』
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🙁ヨモギダ寅男:
『 ……。 』
(その様子を見ている 寅男……)
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(☺️ 寅男 が 清掃員の姿に変装して来た。)
😃ヨモギダ寅男:
『 あの~ すみません
私、普段 は 清掃の方にいる派遣社員で
ヨモギダといいます。
私、以前こちらのような仕事をしていた
ことがありまして、それで
こちらの部所がお忙しいので
お手伝いしてくるよう言われ
応援しにやって来ました。
なんなりとお申し付けください。』
帆白佳奈:
『 本当ですか? すごく助かります!!
じゃぁ、これを手伝ってもらえますか?』
😃ヨモギダ寅男:
『ああ、こういうの大得意ですよ~。
なんでも言ってくださ~い♪』
=============
白帆佳奈:
『 ヨモギダさん スゴい!!、
お仕事 早いし 完璧です!!』
😃ヨモギダ寅男:
『 いやぁ~ それほどでも~♪☆』
( 前の会社でこういうの散々やらされていたか
らね~😅)
😃ヨモギダ寅男:
『 加賀さんの方はどうですか? 』
👩加賀 楓:
『おかげさまで終わりました~♪』
わたしよりスゴい…
😅ヨモギダ寅男:
『おお~っ スゴい!! これを
この短時間で仕上げたんだ~♪☆』
😃ヨモギダ寅男:
『宮本さんはどうですか?』
宮本佳林:
『 私の方は、この量なのでまだもう少し
掛かりそうです~… 』
😃ヨモギダ寅男:
『 わかりました。あとは私がやっておき
ますので、帆白さん、加賀さん、宮本さん、
今のうちにきっちり一時間、お昼休憩に
行ってください。
その間にこれを仕上げてそこに置いて
おきますのから♪。』
宮本佳林:
『えっ?、いいんですか?、
でもそれじゃ
ヨモギダさんが… 』
☺️ヨモギダ寅男:
『あっ、私のことなら大丈夫ですよ~。
そのために私が 来ているので♪☆』
帆白佳奈:
『 わかりました、御厚意に甘えさせて
いただきます☆』
👩 加賀 楓:
『 ヨモギダさん、
ありがとうございます!!』
宮本佳林:
『ありがとうございます!!☆』
😃ヨモギダ寅男:
『 は~い ♪ おまかせください♪
さて、やるか♪☆』
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【 休憩後 】
宮本佳林:
『スゴい!!完璧に出来ている!!☆』
ジーン…
帆白佳奈:
『 本当にありがたいよね~…』
✉️紙:
『 ひと通り作業が終わりましたので
清掃の方に戻ります。 ヨモギダ😃』
👩 加賀 楓:『 ヨモギダさん… 』
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【社長室】
コンチコピタンコンを飲み干す
プハーッ…

『 ふぅー……… 。』
楯 羽目夫:
『 どうした? 疲れているみたいだな?』
😅ヨモギダ寅男:
『 いやっ、何でもない♪☆
さて、仕事、仕事~♪☆』
《④へ続く》