読むと損した気分になる妄想ドラマ 第6話 後編 ② | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆


ナレーショーン:金澤朋子
《しかし、こども好きで家族というものに

人一倍 ,憧れている  社長がふたりを

放っておけるわけもなく… 

社長 と 千聖さん、花ちゃんは 次第に

まるで 本当の親子のようになっていったの
でした…》




🏤スナック【おかっぴき】



👧花:
『 ええーーーっ!! おじちゃん
もう 帰っちゃうの~!! 




👩岡井千聖:
『 そうだよ~…    いっそのこと寅ちゃん、
ここに住んじゃえばいいじゃな~い…






😅ヨモギダ寅男:
『なははっ…  そうもいかないよ~…
これは 私の会社と向こう会社の正式な
契約なんだ。

それに自分の店のことも猫のことも気に
なるのよ~。』





👧花:『 ん~っ!!』

👩岡井千聖:『 ん~っ!!』





😃ヨモギダ寅男:
『 ヨシ!! わかった!!  

この埋め合わせに今度、

ネズミーランドに行きましょう!!』






👧花:『やったぁーーー!!♪☆』



👩岡井千聖:『 やったね~ !!☆』


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🏡【喫茶さくら】


店の看板ねこ
🐈さくら:『ミャー』




👩金澤朋子:

『 佐紀さん、いいの…? 

このままだと 社長、とられちゃうよ……』






小説家
🙎清水佐紀:

『そうかも…、

でも心のどこかで寅男ちゃんは 

また私にところに戻って来るって

そんな気がするの……』





喫茶さくら店員
竹内朱莉:

『 今となっては店長が佐紀さんのことを

好きだったときに受け入れてあげられなか

ったことが 切ないですね… 』




喫茶さくら店員
川村文乃:

『 たしかに… 時間を戻すことが
出来たらな~…』






🙎清水佐紀:
『もし、私があのまま寅男ちゃんのことを
受け入れてあげたとしても、

寅男ちゃんの心の奥に在るのは舞美さんで、
彼はいつまでたっても本当の意味でそこ
ら立ち直ることが出来ない。

もし…、私と寅男ちゃんの恋がダメだっ
たとしても,寅男ちゃんのためになるこ
とをして傷付くのなら… 

私に…  後悔はない……。



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《 数日後… 》


【 🐭ネズミーランド 】


🎠《メリーゴーランド的な乗り物に乗る花。》


👧花:『 わ~い ママー ♪ おじちゃーん♪』





👩岡井千聖:
『寅ちゃん、ありがとうね~♪』





☺️ヨモギダ寅男:
『 いや、こんな私でも必要としてくれる
がいる。

それだけでもうれしいのに…


あの日、千聖ちゃん(ちさっちゃん)と出会って
花ちゃんと会った日から、家族が欲しい
という私の夢は益々、大きくなっていって…

何か、花ちゃんが本当の自分の子供のよう
思えてきて…  

千聖ちゃん(ちさっちゃん)いて… 

花ちゃんがいて… 私がいて…

3人で一緒に居て 

こういう幸せもあるんだなぁ~って……』

 


👩岡井千聖:
『 寅ちゃん……  』




😐ヨモギダ寅男:
『 私は…… 

 あの子の父親になることはできないだ
ろうか…?』




👩岡井千聖:

『うん、わかったよ… 

寅ちゃん…

ふたりでゆっくり あの子に

話をして行こうね…… 』


《 寅男と千聖が手を繋ぐ…… 》


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🚙💨《 車の中… 》


スヤスヤ…
👧花:《 眠っている… 》




👩岡井千聖:
『 花 、眠っちゃったみたい…  (笑)』




😃ヨモギダ寅男:
『うふふっ、かわいいじゃな~い♪
あれだけ はしゃいでいたんだから
無理もないよ~…☆』


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🏤スナック【おかっぴき】



👩岡井千聖:
『 寅ちゃん、家に入っていってよ、

実は寅男ちゃんのために

カレー作っておいたんだ~♪

あとメロンクリームソーダ!!





😃ヨモギダ寅男:
『オオー!! 最強の組み合わせ
じゃないですか~!!☆☆☆』





👩岡井千聖:

『ていうか、寅ちゃん 今日は、

泊まってきなよ♪♪

ねぇ~ いいでしょ~う♪♪』






😆ヨモギダ寅男:
『 ムフフ ♪は~い(笑)』






🚪👩岡井千聖:
『アレッ?… ドアが開いてる……』



😓ヨモギダ寅男:
『なぬっ? 泥棒かっ……?!☆』


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【店内】



👨絖利川健:

『よぉ~~!!  花~~ 、 千聖~~♪♪




👧花:『あっ!! パパだぁー!!☆』 




👩岡井千聖:『ケンちゃん!!?』





😨ヨモギダ寅男:
『 ゲェッ!! 絖利川さん!!?』




👨絖利川健:
『なっ……、 て、てめぇ~はぁ~!!

ヨモギダ~~!!』





😨ヨモギダ寅男:
『なっ…? パパ……?! 

ケンちゃん?!……  ということは

あなたが千聖ちゃんの元ダンナ………?!』






👨絖利川健:
『てんめぇ~~~   千聖の何なんだ~~!!

この野郎~~~!!』





☹️ヨモギダ寅男:
『 きみ~…子供の前だよ~…  乱暴な言動は
よさない~… 

それとも… 

おもてに出ろとでもいうつもり? 』  




👨絖利川健:
『てんめぇ~… 多少、腕っぷしが

強えぇ~からって この野郎~!!』 


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【焼肉屋のズドーン!!】

🍺👨絖利川健:
『そうか…  千聖はアンタとお見合いを
して今は結婚前提に付き合ってるってわ
けか

しかし、まぁ、皮肉なもんだな…  

俺はアンタのせいで務所行ってたっての
によ~…… 




☹️ヨモギダ寅男:
『 仕方ないさ、君はそれだけの事をしたんだ…。君に理不尽に脅された人たちが一体、
どれだけ恐い思いをしたのか、どれほど
屈辱を受け悔しい思いをしたのか、心に傷
負ったのか少しは考えてもみろ。

君の暴言や脅しは一時で終わるが言われた
人たちの心にはずっと傷として残るんだぞ…

恥ずかしいとは思わないのか?
それが大人の人間がやる事なのか?
男のやる事なのか?

君は今、私に言われるまで、そのことすら
考えようとしなかったんじゃないのか?

みんな何かを抱えながら生きるために懸命に
働いているんだ。そんな真っ当に生きている
人たちを貶めるような真似をするんじゃない。




👨絖利川健:『ちっ、説教かよ!』





😒ヨモギダ寅男:
『 説教されたくなきゃ真っ当に生きろ。
それ以外、方法はない。

あと、もうひとつ。

千聖ちゃんときちんと離婚が成立している
のに なぜまた千聖ちゃんと花ちゃんの前に
現れたわけ?』




👨絖利川健:
『 それは…  それがよ~… 留置場に

入れられていたときに ふと思い出した
んだよ…

花の誕生日が近いな~ってさ?…

プレゼント何がいいのかなぁ~って?…  

それに今度の保釈金は千聖が払ってくれた
んだよ、その礼が言いたかった…。』





ガビーン…
😨ヨモギダ寅男:
《 なんと!! なんか、私が彼の事を警察
につき出したから千聖ちゃんと花ちゃんの
生活を間接的に苦しめているみたいな感じ
になっとるやないか…… 》




😅ヨモギダ寅男:
『そ、そうか… 少し安心したよ。
君にもまだ父親の部分が残ってたのか?

で、君は 千聖ちゃんのことは?

愛してるのか?…』





👨絖利川健:

『そうだとしても… 

オレは千聖から三行半を突きつけられて
別れたわけだし、

オレにはそれを言う 資格はねえ…』






😐ヨモギダ寅男:

『だったら…、尚のこと真っ当に生きなき
さダメなんじゃないのかな~……。

男は仕事をしていないと どんどんダメに
なってゆく傾向があるらしいぞ。

とにかく何でもいいから仕事と、衣食住を
しっかりしなきゃなぁ~。





👨絖利川健:

『 オレさ~… 何をやっても長続きしなく
てよ~

何か言われるとすぐにカァッと頭に血が昇
ってちまってよ……





🙁ヨモギダ寅男:

『そこはさ… 何か嫌なことを言われても
誰かのためと思って耐えるんだよ…。
筋トレみたいなものだよ、鍛えるんだよ。
鍛えてマッチョになるんだ。

あ、君さ、何か仕事に役立つ特技みたいなの
あるかい?』




👨絖利川健:
『 うーん… 大型免許ならあるけど…』





😅ヨモギダ寅男:
『君~、それを早く言わんか、それ重宝さ
れるやつだよ~☆』





👨絖利川健:

『でもよ~……、オレ…前科ついちまっ
てるし ……   』




😐ヨモギダ寅男:
『うん… それなんだが…、いくつか思い
当たるところがあるんだ。もしそこが
ダメでも私も一緒に頭を下げて回って
やるよ。』





👨絖利川健:
『 なんでアンタが、俺のためにそこまで
してくれるワケよ…? 』






🙁ヨモギダ寅男:
『 それはだな…  私はなワケあって
花ちゃんぐらいの年にはもう母親がいなく
て、私が高校生の頃、父親も再婚して僅か
1年足らずで仕事上の事故でさ……

それでも父親の実直で不器用で無骨な生き
様はさ… 今も私の中で生きてるんだ。

私は花ちゃんの父親になりたい…。
でも残念ながら父親としては私は君には
勝てん…

だが、それでいいと思っている…。
私の力が及ばなくて花ちゃんが迷ったとき
は君が花ちゃんを正しい方に導いてやって
欲しい…。

そのためにも君には花ちゃんの本当の父親と
して恥じることのない父親であってもらいた
いと思っている…。




👨絖利川健:
『 アンタ……  いいやつだな……。』





😂ヨモギダ寅男:

『 けどな~   千聖ちゃんと

花ちゃんの事は譲らんぞ~……

私にとって ようやく訪れた春やねん…』





👨絖利川健:
『わ、わかったよ~…、

何も泣くこたぁ~ね~だろ~☆(苦笑)』






《③へ続くのである。》