毎日が地獄だった。
心の自由を奪われ、
なにをやっても干渉しない両親。
なにかをすることで
振り向いてくれるんじゃないか。
そう思い。過ごす毎日だった。
でも、振り向いてはくれなかった。
何をしても、お前はアイツの妹
だから、仕方がないんだよ。
そう、私には私の上を行く
兄がいたから。兄が羨ましかった。
何度も何度も繰り返し反抗した。
何度も何度もやったけど同じ。
ただ一つだけ親のこだわりが
あった。ある高校に行くのが
この家の習慣なんだ。
専門教科は情報系の商業科。
私はなりたい職業があった
そのためには大学進学が必要。
専門教科は真逆な医療系。
あきらめた。私が私の道を
生きていくということに。
すべては親のいいなり。
悔しかったけど反論できなかった。
今なら言える。イヤだ!!って。
私は医療系に進みたいんだ!!って。