ハイクオリティーは寂しくなりがち | VIEW THE MUSIC

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~タニキン社長のつらつら日記

今日のライブ。

七五三って、ジャズユニットの名前です。


西本奈々(オルガン)

後藤輝夫(サックス)

小泉高之(ドラム)

志賀聡美(トロンボーン)ゲスト


このトリオの名前。奈々=7、後藤のご=5、小泉高之=なぜか3。


後藤輝夫さん・・・実は僕が一番好きなサックス奏者です。

後藤さんは以前はSASの全国ツアーだったり、いろいろな人のレコーディングだったり、わりと芸能界よりの仕事も多数こなしていたテナー奏者なんですが、本人はやっぱりジャズマン。


息づかいがとても上手いんです。激しいのも、ささやくのも、泣くのも、笑うのも。

サックスで自由に歌える技量と、ソロフレーズのセンスの良さは天下一品です。


今月金ないよ~、車検のこと忘れてたからさ~、とか、

今月あと3万しかないんだけど、大家さんに何て言おうかな、とか、そんなことばっかり言ってる後藤さん。

かなりレベルの高い極上プレイヤーなのに、庶民的であったかい。

みなさん、プロのプレイヤーって実は大抵がとても貧乏って知っていますか?


テレビに出ている人は稼いでいるかも知れないけど、テレビに出ていないミュージシャンの方が圧倒的に多いし、稼げていないミュージシャンの方がいっぱいいるってことはぜひ知っておいていただきたいです。

テレビに出る=素晴らしいプレイヤーとは限らない、という日本特有の“ビジネスが作る音楽”

これにだまされてはいけません。


本物を聴きましょう!!目覚めましょう!

ってことで、今日もとても素晴らしく、そして寂しいライブになりました。


ま、お客さん少なかったってことですよ・・・。そういうこと!o(TωT )