これこそ、ジャズの真髄! | VIEW THE MUSIC

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~タニキン社長のつらつら日記

昨日は、3~4ヶ月に1回の弘勢憲二(こうせいけんじ)さんのピアノトリオ。


弘勢さんのピアノは究極のインプロビゼイション、完全燃焼型の天才プレイです。

あれほど感性豊かに、自由に弾くピアノはほとんど見ることはできません。


ベテランジャズドラマー、藤井信雄さんいわく

「俺は弘勢さんとできるならギャラいらないくらい、ただただ一緒にプレイしたい。」

「こんなピアノを弾く人はもう日本にはいない。」

「キンのツボは弘勢さんを独占しているようなもんだ。このライブを継続することは日本のジャズのためにもなる。」と。。。。


ということで、昨日藤井さんと話して、2010年から隔月レギュラーをお願いする予定です!

いえーい!!!


ピアノをやっている人、特にジャズピアノをやっている人は一度聴いてみてください。

弘勢さんの名前は、30~40代のプロのジャズプレイヤーでさえ知らないのが実情ですが、もっと年齢が上のプロの方は、え!弘勢さんってまだやってるんですか!しかもキンツボで?みたいなことになります。

若いプレイヤーは、ふ~ん、聞いたことない名前ですけど、、と言いながら聴いてみて、かなりのショックを受けるようです。

以前、ウェザーリポートのジョー・ザビヌルが「日本にこんなピアニストがいるのか!」と愕然とさせたという話もあります。

そう、プロの中のプロとはまさにこういう人のことを言うのです。


MC一切なし。弾き終わるととっとと帰ります。

でも、威張っているわけじゃないんですよ。ホントに気のいいおじちゃん(おじいさん?)なんですよ。

宣伝0、自分からライブしようとも言いません。


そんな弘勢さんをうちのお店でレギュラー化!これは使命ですよ。日本ジャズ界における使命。



タニキン社長のつらつら日記

弘勢憲二ピアノトリオ なんとお客さんはたったの3人。

それなのに、ライブ内容は当店で一番と言っても過言ではないのです。