赤:ブラック企業が問題になっていますね。
白:ほう、ブラック企業
赤:最近では、ユニクロがブラック企業として暴かれたりね
白:ユニクロが、ブラック企業ね
赤:そう
白:それで言えば、ブラックなのは、企業以外にもいろいろとありますからね
赤:企業以外?
白:黒部ダムは、ブラックダム
赤:・・・
白:黒田節は、ブラック民謡
赤:それ名詞に“くろ”ってついてるだけやん。何やねん、ブラック民謡って
白:Yoo!サケハ、ノメノメ、ノムナラバ、チェケラ
赤:そんな民謡あるか!ブラック企業というのは、違法労働を強いて、パワハラが横行している企業のことですよ
白:それが、ユニブラック
赤:ユニクロでええねん。利益をあげるために、過酷な労働条件を強制しているユニクロの会長兼社長の柳井正氏の年収は4億円
白:すごいね。柳井社長もめちゃくちゃ残業して稼いでるんや
赤:残業で4億も稼げるか。逆や!従業員にサービス残業させて儲けた金やがな!
白:ほう、従業員んに
赤:従業員のほとんどは非正規で、社員といえば名ばかり管理職にさせられて、長時間のサービス残業と利益追求のノルマを課せられる。そうして絞り出した利益や。さらに、アベノミクスで株でボロ儲け。柳井会長の保有資産額は、1兆4400億円や
白:クソ~!甘い汁吸いやがって、ブラックのくせに
赤:ブラックのくせにって。ブラックコーヒーちゃうねんから。むしろ甘い汁をすう経営してるからブラック企業になるわけですよ。でも今、そういう企業が多いんです。
白:まさに、ブラック企業ブームの到来
赤:ブームにしてどうするねん。だけど、先日「ブラック企業大賞」というのが、発表されまして。
白:「ブラック企業大賞」?
赤:そう。違法な働かせ方で若者を使いつぶす「ブラック企業」の大賞を決める
白:いわばブラック企業界のアカデミー賞のような
赤:全然違うわ。
白:受賞式では、ブラック企業の社長たちが、ブラックカーペットをさっそうと歩いて
赤:レッドカーペットみたいにいうな
白:大賞のトロフィは、金色に輝く悪い越後屋の像
赤:品がないわ!オスカー像とえらい違いや
白:副賞には、労働者の眠気をさますブラックブラックガム1年分
赤:副賞がブラックジョークかえ!あほか。で、今回この「ブラック企業大賞」には、8社がノミネートされました。
白:おぉ、ベスト8
赤:ワーストね。まずは、大手居酒屋チェーン「ワタミフードサービス」。
白:渡辺会長は「夢に日付を」と言ってるが、その夢も希望もないワタミ社員
赤:「進研ゼミ」のベネッセね。
白:赤ペン先生もブラック企業問題には、×をつけられません
赤:「餃子の王将」の王将フードサービス
白:鶏肉1日3000キロ。餃子1日百万個、残業1月130時間。疲労は万里を超える
赤:運送会社の大手、西濃運輸も
白:過労で倒れた従業員を、病院にカンガルー便で搬送
赤:やかましいわ、さっきから。あと、アパレル会社のクロスカンパニー。レストラン経営のサン・チャレンジ。さらに、東急ハンズや、なんと東北大学まで。
白:いや~、イメージよさそうな企業まで、ブラック企業とわ。
赤:で、その中でブラック企業大賞に選ばれたのは、ワタミフードサービスでした!
白:やっぱりワタミがとりましたか。
赤:ワタミといえば、「24時間365日働け」というところですからね
白:ということは、うるう年は1日お休みをいただけるんですね
赤:そういう問題違うがな。どこまでプラス思考やねん
白:まぁ、文句なしのブラック企業やね。
赤:しかし、渡辺会長は、ワタミがブラック企業と言われていることに対して、「一部の情報だけをもって、一方的にブラック企業と呼ぶことは、到底、受け入れられるものではない」とコメントしてます。
白:なるほど。それはかつてイチローが国民栄誉賞を拒否したのと
赤:全く違うわ!それにしても、このような状況にあっても、安倍首相は、「解雇の自由化」「サービス残業の合法化」「非正規雇用の拡大」を考えてるからね。
白:ブラック企業を認めていこうと
赤:そう。
白:渡辺会長が自民党議員になったことで、ワタミの状態が法制化されて、誰もブラック企業に文句をいえない国になったりね
赤:それめちゃくちゃやな
白:ワタミも堂々とさらなるブラック化をすすめるわけですよ
赤:なんじゃそれ
白:毎朝、従業員は渡辺会長の写真に向かって「渡辺会長バンザイ」
赤:いつの時代やねん
白:社員には、赤い紙に書かれた「サービス残業命令」が届く
赤:赤紙か
白:「ワタミのために働いてきます」。
赤:まさに戦時中の「お国のために」にないか
白:他の従業員はバンザイで送り出してね
赤:出陣式ちゃうねんから
白:「欲しがりません残業代は」
赤:「欲しがりません勝つまでは」や
白:そんな中で「サービス残業反対」なんて叫んだら、非和民(ヒワタミン)て言われてね。
赤:なるか!でも、ブラック企業問題はとても重要なこと。今後の国会や厚労省の対応に注目です。
(2013年8月)