「お帰り」と「ただいま」の間の隙間…いや、隙間ではなく入りきれない想い?

スズ子と母の間にはあった。…生みの母親と育ての母の間。…同じなのに同じでないこと?

実の娘と育てた娘…育てたので実の娘、だろ?…それと同じ想いだ。

 

「お帰り」と「ただいま」のサンドイッチからはみ出すようなもの

抱えながら、ふたりはいた。

 

予期せぬ憧れの先輩の死…東京で王道で活躍する歌手…心の隙間に入り込む。

東京に行くか?

 

脚本・足立紳は相米慎二に師事してたとSNSで聞いたことがある。

相米慎二の「お帰り」と「ただいま」の繰り返し。

足立紳は、その先を付け加えた。

 

「お帰り」と「ただいま」…「行ってきなはれ」、だ。

 

矢印の向きが肯定されたとき。私達はとても嬉しくなるものだ。