「愛人さんとの初々しいところの時間の流れ」
ある若いカップルが初めて“結婚から今日まで”に至るまでの道のりは、
初対面、初長電話、初デート、初お手てつなぎ&などなど、初手料理披露、初結婚式&同棲開始、初旅行
初家探し、初出産(生命の誕生)、初スタジオアリス家族写真、初お正月帰郷、初幼稚園
初小学校入学式・・・
何もかも、“初”で、何もかも、未知の世界。
そには、心地よい緊張があった。
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冷静に考えて、
愛人さんは、これら1つ1つのレンガ作りの家を壊す事ができるのだろうか?
今、ダンナさんと愛人さんが置かれている状況に、
こういう“初”のウイウイしいところの時間は、流れているのだろうか?
もう一度、はじめから、似たような、新しいレンガ作りの家を建て、
はじめからの“初”を開始されている訳だから、
それぞれの事項で、もう“初”ではないところがあるハズだ。
それぞれの事項でめんどくさいところも、十分ご存知なハズで・・・。
2回目の“初”だから、
必ず、1回目の“初”と比べてしまわれる。
わたしなら、比べてしまうと思う。
毎日、朝起きがけに、なにげなくすれ違う時の顔の表情や、洗面所のタオルの掛け方、コーヒーの飲み方、靴の履き方、手で髪をかき分ける時の仕草・・・朝行きがけに交わす会話や、Eメールの書き方、家に帰って来た時の夕食のメニューや、家の中のインテリア配置の変化や、お互いの機嫌状況or不機嫌状況・・・
前の奥さんor前のダンナさんは、
こんな風には。言わなかった・・・
こんな風に、一日は過ごしてなかったな・・・
こんな風に、不機嫌や不安を、目の当たりにぶつけて来なかった・・・
私が感じた愛人さんへの印象は、
“不機嫌や不安を、目の当たりにぶつける“
・・・
ある日、
ダンナさんが、愛人さんとの愛の巣へ、会社から帰ってきた時、
愛人さんは、すでに、お酒をお飲みになり・・・
“今日ね、子供達に、Eメール出してみたけど、返事がきて、”もう二度とメールして来ないで!“と言われた。
これは、一体、誰のせいだとおもう?
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または、
”結局、あれから3年も経つけど、あなたは、離婚してくれなかったじゃない。私をだましたのね?・・・・“
・・
または、
“もういい。実家に帰る。あなたに、家庭をめちゃくちゃにされて、子供も失い、精神的に限界だから、あなたとの生活は、もう限界だから、わたしに、慰謝料支払ってくれる?・・・。”
・・
時間が経過する過程で
もし、実際に、このようなかんじのことが、ダンナさんと愛人さんとの毎日の生活の中で、繰り広げられているとすれば、
それは、
中途半端な大人2人が、
中途半端に逃げてきたお互いの(元)家族に対して、忘れられずに、気になって、
(元)家族との時間と責任を完結できなかったことに対して、
家族との幸せを“裏切り“と塗り替えてしまって来たことに対して、
”不”とか“負”の成分で、“裏切り”の埋め合わをするために、
お酒、
と
お互いに責める言葉で責め&凌ぎ合いされても、
結局、時間を元に戻す事ができない・・・。
時間を元に戻すことをができないことを、
永遠に議論していたら、時間ばかりがかかってしまう・・・。
あなたたちは、その”永遠の議論”を、”愛”と呼んで、私に見せつけているようですが・・・。
もし、わたしが、愛人さんの欲する事に賛同したとして・・・、
愛人さんは、愛人さんが失った者達を、取り戻す事ができるのだろうか???
犠牲者を増やすだけではないのだろうか???