2年前のある日、突然、私のダンナさんが家を飛び出して、
現在まで、そのまま帰って来ない。

ダンナさんが飛び出す2-3ヶ月前から、事あるごとに
ダンナさんは、”離婚したい。離婚したい。”のオンパレードでした。

朝ごはんを食べているとき、いきなり”離婚したい。”
メールが送られてくると、そこには、”離婚したい。”
”なぜ離婚したいのか?””離婚してどうするのか?
前後の説明は、一切ナシ。

ダンナさん;離婚したい。
私;なぜ?
ダンナさん;もう一緒に住めないから離婚したい。
私:なぜ一緒に住めないの?
ダンナさん:私(ダンナさん)は、愛人さんを愛している。私とは、もう一緒に住めない。
・・・・・

そんな10秒弱の問答を2-3回やった、数日後、

 

今度は、
”離婚するにあたり、何が怖いの?”という質問に変わった。
直感で、この質問は、ダンナさんの愛人さんからの質問でダンナさんに言わせた質問だ!。と思いました。
”(離婚すると)何がこわい”か?
この言葉を解釈すると以下のようになります。

・・・家族4人の自宅(お家)を一隻(いっせき)の舟として考えると・・・

 

大きな舟ではないけれど、エンジンがついていて、4人が寝られるベットも付いていて、生活にするだけの設備は取り揃えられ、なんとか人並みの生活を、家族4人で送ってた。

そんなある日、夕食も済ませ、次男を絵本を読みながら寝かしつけていたら、
海賊(愛人さん)が、私達4人の舟に侵入し、
なぜか、私のダンナさんと手と手を取り合い、私と息子2人に
”(小さな手こぎの救命ボートに乗り換えて)この舟から降りろ!”と命令される。
私は、首を振り、”そんなことはできません。”と申す。
海賊の愛人さんは、”何が怖くて、救命ボートに乗らないの?”・・・

”離婚するにあたり、何が怖いの?”

”何故救命ボートに乗らないの?”
とは、全く同じ意味です。
(救命ボートには、エンジンも付いてないし、食糧もない、こんな夜更けに、コンパスも地図もない、大海原に私と小学校6年生と3年生の男の子3人放り出されても、まず、生きていけないでしょう。)

今でも、あの”離婚するにあたり、何が怖い?”という
愛人さんからの言葉は、
私が今まで生きてきた中で、
最も卑劣で、冷酷で、残虐で、見下された言葉として、
私は、今でも忘れることができません。

・・・・
そんな中、
さっさとダンナさんは、”魂”と”夜の生活の快楽”のチケットを引き換えに、
愛人さん側についておりました。
さすがに、小型ボートではこの海原を生きていけない。と改心してくれたのか?

ダンナさんは、愛人さんの乗って来た海賊船に乗って、
愛人さんとどこかへ行ってしまいました。

その後、私は、なんとか3人で乗っていた舟を陸につけ、
安全と食糧を確保しながら、
小屋を建て、薪をたき、食糧をあつめ、
”ここなら、これからずーっと安全だから大丈夫だよ。”と、
”パパがいなくても、ママがいるから、大丈夫だよ。”と・・・

 

このような状態作りに着手し始め、あれから2年・・・・

ふっと気がつくと、状況は逆転してました。

・愛人さんは、人質である私のダンナさんと関係を持ったことから、
海賊であることを解任され、
無一文で、愛人さんの子供さん2人とも引き離され、海賊グループから追い出されました。

 

つまり、”小型ボートにのってこの舟(海賊船)から降りろ!”と言われたのは、
愛人さん本人でした。

ここで私が申したいのは、
以前、愛人さんから頂いた質問で、
”離婚するにあたり、何が怖いの?”
の解答として、
”身を持って、分かっていただけたのではありませんか?”
です。

以上!