コイケマサヤのオフィシャルブログ -35ページ目
万引き家族。タイトル、予告編が、かなり物議(ほぼ言いがかりに近い)を醸し出しておりますびっくり→個人的には内容云々では無くもう少し気が効いたタイトル無かったのかなぁ?とは思いましたニヤリ

でもタイトル、予告編は意図して見た人がミスリードする様に作られています。予告編の後、本編を見ると、予告編で使われている台詞が全く違う所に使われている事が分かります。

そして個人的にドラマの弱点かなぁ〜と思った部分も、結果的に計算されていましたびっくり→後述します。

これまでの是枝監督の集大成であり大傑作!

と言いつつ、昔の作品は苦手。最近の映画は割と好きってカンジのライトなファンです口笛一番、好きなのは「そして、父になる」です❗️

東京の外れに住む家族。下流社会(嫌な言葉)のそのまた下の下ぐらいで生きる彼等の日常をドキュメンタリー的手法!と言うより、いわゆる是枝タッチで描く。

意地悪く言うと、貧困、DV、育児放棄、窃盗、子供の犯罪、JKビジネスなど、昨今の三面記事的な寄せ集めな気もしなくもないけどえー

とにかく見終わった感想としては…。女優陣が凄い❗️特に安藤サクラが凄過ぎるびっくり個人的に好きなラブ松岡茉優ちゃんも体当たりな名演技だし、樹木希林のほぼアドリブなんじゃないか?ってカンジのドライブ感も凄いんですが…。安藤サクラの実在感が凄い!濡れ場のリアルさも特筆モノです。

そして「そして、母になる」、「そして、家族になる」って映画でした。

で個人的にドラマ的に弱いと思った所は、彼等のドラマに内包されていく他者(例えば柄本明、池松壮亮)は存在するのに、彼等と対峙して物語を動かす他者は最後の方まで出てこない(まぁ高良健吾&池脇千鶴の「きみはいい子」組ですよ)。

つまり彼等と社会との接点が客感的に可視化されないえーただ辛い状況でも、明るく、絆で繋がってます!で終わりかねない気もしたんですが…。

是枝監督はこう言っています「我々が見えなかったり、見て見ぬフリをしてしまう、小さな家族の物語を描きたい(うろ覚え)」。

彼等を取り巻く社会が描かれない!当たり前でした。我々は彼等を見て見ぬフリをしてるんですからキョロキョロこんな映画、日本の恥!こんな一家は居ない!盗まれた小売店はいい迷惑!みたいな、本編が描くテーマとは違う所で騒いでる人達も、当然、彼等の事を無視しているんだろうな。その問題提起の為のタイトル&予告編だったんだと、見終わって気がつきましたびっくり→過剰反応を見せる人にはブーメランになっているんです!

「拾っただけです。捨てた人は他に居るんじゃないですか?」安藤サクラの台詞が刺さりますね。

リリー・フランキーと安藤サクラ。各々が息子の祥太に取ってしまう行動に、ドラマの深さがありました。

血が繋がらなきゃ家族じゃないのか?ってテーマよりも、こういう時に、どうしてあげるのが本当の家族なの?ってテーマを感じ取りましたニコニコ当然、答えが出ない問いですがね。

優しさだけでは生きられない、優しくなければ生きていく資格がない。なんてチャンドラーもどきの感想で締めてみたり❗️万引き家族とフロリダ・プロジェクトでした。今のタイミングで二本とも観たら良いと思いますよ✌️ではまた🖐

追記、是枝映画の当たり前案件なんで、書かなかったんですが、やっぱ書いときます。子役はムチャクチャ上手いですよ。