コイケマサヤのオフィシャルブログ -25ページ目
テイラー・シェリダン。名前だけでも覚えて帰って下さいね爆笑

って好事家達はチェック済ですかね!

テキサスの砂漠を舞台に銀行強盗が生業の兄弟と、彼らを追う定年間際のテキサス・レンジャーを描いた「最後の追跡」。物語の骨子は西部劇でしたが、その裏に現代アメリカが抱える問題が描かれていて非常に面白い映画でした。そしてリアリティ重視の静かなトーンの映画ながら、そこはかとないユーモア&突発的な凄まじい暴力(主に銃撃戦)にセンスを感じた次第であります。

と書きましたがテイラー・シェリダン。監督ではなく脚本です❗️

日本でも話題になったボーダーライン。メキシコ麻薬戦争のフロントラインに送り込まれた女性捜査官。超法規的と言えば聞こえが良いが、その実、法律無視な捜査で麻薬カルテルに対峙するCIA(だった様な気がする)。なにが善で、なにが悪か?善悪の彼岸でひたすら主人公が悩む映画でしたが、終盤になって主人公が変わってしまうというトリッキーな構成で、どう評価して良いか悩んだ映画でもありました🎞

ちなみに続編が作られます!エミリー・ブラントは強制退場で、ベニチオ・デルトロが主人公になりました爆笑予告編が超面白そうだった。

と書きましたがテイラー・シェリダン。ここでも監督ではなく脚本です❗️

そしてワイオミングのインディアン居留地ウィンドリバーを舞台にした本作「ウィンド・リバー」で遂に監督デビュー!

アメリカの闇を描いた、現代版西部劇三部作の最終章です。

集大成に相応しく「ボーダーライン」では失敗してしまった、右も左も分からない女性捜査官と、彼女のメンターとなる主人公との絆(決して恋愛感情とかではない)の物語を描く事に成功しています✌️それがホーク・アイとスカーレット・ウィッチってのもグッときますね😁 →ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンです。

そして「最後の追跡」が描ききれなかった、神話としての西部劇を描く事にも成功しました→ちょっとリメイク版のトゥルー・グリッドを連想します。

まぁ一言で言えば傑作です爆笑

雪深い山岳地帯ウィンドリバーで見つかった若い女性の変死体!女性に見受けられる暴行の跡。捜査を開始するFBIの女性捜査官ジェーン、土地勘を買われ同行する事になる第一発見者の白人ハンターのコリー。

捜査の果てにジェーンが見たものは、コリーの心の傷と、ウィンドリバーの暗部であったびっくり

ウィンドリバーで実際に頻発するネイティブ・アメリカンの女性の失踪事件、性犯罪被害から奏を得た本作。陰惨で暗く、暴力的ですが、露悪趣味にならず根底には社会矛盾に対する怒りに満ちていますプンプン→正直、目を覆いたくなるシーンがありますが…。

ちょっと気になった所をブツブツと。ミステリーとしては展開とオチが弱いかなぁ!後、人種的な対立とかをストーリーに安易に期待したらいけないんですが、主人公を白人ハンターにした事にプロット上あんまり意味が無い→興行的な意味ではジェレミー・レナーで正解なんだけど!

エリザベス・オルセン。スゴく良いですね!アベンジャーズの新入りぐらいのイメージしか無かったんですが口笛ジェレミー・レナーの過去を知った時の「指差してくれれば良いけど」って台詞に、クスっとしながら泣きましたえーん

そしてジェレミー・レナーの素晴らしさ!目には目をで犯人を裁くラストの凄まじいことびっくりこの暴力がいつか何らかの形で自分に返ってくる事を悟っている様なジェレミー・レナーの表情が良いですね!→完全にマカロニ・ウェスタンですよね!イーストウッドに見えましたニコニコ

映画「ウィンターボーン」にも通じる、閉ざされた土地だけの掟や、閉ざされた土地ゆえに犯罪に手を染めてしまう人間達が居る世界。自分の知らない世界や価値観を見るのも映画の面白さですね爆笑

次はボーダーライン2がどこまでヤバいかですね♫ではまた✋

追記!レイプ事件を描いた本作の映画のプロデューサーがワインスタインっていう所にも、アメリカの闇を見ましたね。