こんにちは。野球好きのブログ担当髙橋です。
オリックス吉田に続き、今週はソフトバンク千賀も無事メジャー移籍が決まりました。
吉田は5年総額9000万ドル(約124億円)、千賀は5年総額7500万ドル(約102億円)の契約です。
さらに西武の髙橋光成も来年オフにポスティングでのメジャー移籍を球団に直訴しているというニュースが流れてきました。
さて、今日は日本人メジャー選手から見えてくるお金の話をしようと思います。
日本でも先日ソフトバンクに移籍した近藤の巨額契約が話題になりましたが、メジャーはさらに額が1桁違いますね。
吉田も千賀も何球団もの壮絶な争奪戦が予想されるというわけではありませんでした。それでもこの金額です。
近年で一番メジャー移籍時にその動向と金額が注目されたのはやはり田中将大でしょう。
田中は2013年のオフにヤンキースと7年総額1億5500万ドル(161億円)という超大型契約を結びました。。当時24勝0敗1セーブ、勝率10割、防御率唯一1点台という傑出した成績でチームを日本一に導いた日本の大エースでしたから当然です。
次に騒がれることがあるとすれば、やはりオリックスの山本でしょうね。
この3人を比べてみると、あれ?と思うことがでてきます。
・田中 1億5500万ドル(161億円)
・吉田 9000万ドル(124億円)
・千賀 7500万ドル(102億円)
ドルで比べてみると千賀は田中の半額以下である7500万ドルなのに、日本円にすると田中の6割以上に及びます。
これは、最近問題になっている「円安」のせいです。
田中が移籍した2013〜2014年あたりは1ドル約100円台前半でした。それが今や1ドルは130円以上です。
よく耳にする子どもの疑問で「1ドル100円と1ドル130円なら130円の方が高いのにどうして『円安』って言うの?」というのがあります。私も子どもの頃同じことを思っていたのでその気持ちはよくわかります。
円安とは、100円や130円などの「円の数字」が安いのではなくて、「日本の通貨単位である円の価値」が安いという意味です。
日本円の価値が安い
↓
価値が安いので外国人の相手はあまり日本円を欲しくない
↓
たくさん日本円をかき集めないと外国の品物を売ってもらえない
こういうわけですね。
逆に円高は
日本円の価値が高い
↓
価値が高いので外国人の相手は円を欲しがってちょっとの円でも嬉しい
↓
ちょっとの日本円でも外国の品物を売ってもらえる
こうなります。
どちらが絶対的に良い、悪いというわけではないのですが、状況や立場によって円高がいい場合、円安がいい場合があります。
例えば海外旅行へ行くなら円高の方がおトクです。円の価値が高いとちょっとの円でたくさんの現地通貨に変えてもらえますから、その分たくさんお買い物ができますね。
外国のものを買いたいときも円高がおトクです。
逆に日本のものを海外へ輸出したいときは円安の方がおトクです。
吉田や千賀のように海外で仕事をしてドルでお給料をもらって、それを円に変えて日本の銀行に貯金しておくなら円安の今がチャンスです。
この記録的円安がいつまで続くのかはわかりませんが、今メジャーに行ける選手はお金の面でいえばラッキーだといえます。
でも選手たちはきっとお金だけではなく、人種が違う故に体格も体力も全然違う、レベルの高い場所で自分の力を試したいというのが一番だと思います。今の日本を代表する投打の主力が来季メジャーでどんな働きを見せてくれるのか、野球ファンとしても楽しみです。