こんにちは。野球好きのブログ担当髙橋です。
いやー近藤の大型契約には度肝を抜かれました…といろいろ言いたいところですが、今日は野球には関係なく、中学受験に関する真面目なお話をしようと思います(いつものブログも真面目に書いています)。
今年も早いもので年末が近づいてきました。
ということは、関西中学受験の日も近づいてきたということです。
関西では1月の中旬に統一試験日がありますが、その前の12月から1月上旬にかけて岡山、岡山白陵、愛光、片山学園、香川誠陵、北嶺などを前受けする受験生もたくさんいます。
さて、今日はそのような前受けに対する心構えのお話です。
第一志望以外の進学については受験の専門家達が既に様々なコラムを上げているので、今更ここで語ることもありません。
今日ここでお伝えするのは「お試し校と捉えていた前受け校しか合格しなかった場合どうするのか」ということを親御さんは予め考えておこうということです。
前述の6校は全て寮があります。関西の自宅から通える距離ではなくても寮に入る、あるいは新幹線通学ならなんとかなる場合もあると思います。
しかし、子どもにとって12歳で親元を離れて見たこともない学校に入るのは相当勇気のいることですし、送り出す親御さんとしても同じことでしょう。
「自宅から通える範囲の志望校に落ちたら公立」と決めているならそれはそのご家庭の正解です。
ただ、「どうしてもどこかの私立には入れたい」と思っていて、もし自宅から通うのは難しい遠隔地の学校にしかご縁がなかった場合は…?
これは現実にあり得るケースです。そのとき慌てないために、そこに通う可能性が極めて低いと思えても0ではないのならば、遠隔地の前受け校を「お試し校」と考えるのはよくありません。受ける限りは学校に対して誠意を持って「志望校」として捉えましょう。
どうせ行くことはないだろうから過去問だけちょっとやってればいいやではなく、通学圏内の志望校へ見学に行くように、その学校にも見学に行ってください。その学校の空気に触れ、いいところをたくさん見つけてください。そして、その学校に行きたいと思ってください。どうしても子どもが行く時間を取れないのであれば、親だけでも行って家に帰ってから子どもに「すごくいい学校だったよ!」と伝えてあげてください。
そうすることでセーフティネットが増えます。もし遠隔地の前受け校しか合格できなかった場合でも、「そこしかないから仕方ない」ではなく前向きな気持ちで「いい学校に行くんだ」と思えるようになります。これはすべての受験校に言えることです。
学校見学に行くと当然学校側は良いところをアピールしますから、なんだかどこも行きたいような気持ちになりますよね。そういう学校を1つでも2つでも増やしておきましょう。
なお、前述の岡山中学校は前年度の入試結果を公表していますが、難関コースの受験者数が1574人で合格者が910人ですから4割くらいは落ちるという計算になります。
偏差値が足りていて塾から勧められた前受け校だからといって、舐めてかかっていいわけではないということがおわかりいただけるかと思います。
中学受験において、第一志望に合格するのは1/3と言われています(これについては個人的にそもそも志望校や受験スケジュール設定に問題があるのではないかと思う部分もあるのですが)。
子どもは毎日必死に頑張っています。親御さんも必死でしょう。しかし親は必死なだけではダメなのです。
冷静になり、
我が子の性質を見極め、
常に最悪のパターンも考え、
次善の策を練り、
セーフティネットを張り巡らせてください。
それが子どもに中学受験をさせる親の役割です。
結果は実力通りに行くこともあればその時の運に左右されることもありますが、終わってみて親子揃って「やりきったね!頑張ったね!」と言えたらその受験はやってみて成功だったといえるのではないでしょうか。そのためにできることはすべてやりきりましょう。
KM英才スクールでは受験生とその親御さんをいつでも応援しています!