ポルシェ981 ドア内張り修理 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

ポルシェ981ボクスターがドアの内張り剥がれ修理で入庫しました。

中々の浮き具合ですね。

 

今まで見た中で一番隙間が大きいです。

 

左右共に内張り修理します。

まずは内張りを外します。

 

 

ここのカバーを外して

 

インナーハンドル裏のカバーを外して

 

後ろ側のカバーも外します。

 

ボルト4本外せば内張りがドアから離せます。

 

青いコネクターと

 

インナーハンドルのケーブルを外せば

 

内張りが外せます。

 

後ろ側のこの部分は大体割れています。

 

金属ピンを熱を入れて樹脂部に溶かし入れます。

 

飛び出したピンは切り取ります。これで修正と補強はOK

 

剥がれた部分を接着しましたが・・・

 

接着しただけではまだ隙間が出来てしまいます。

 

下地のプラスチックに熱を入れて変形させて形を整えました。

これなら隙間が無くてOKだと思います。

 

追加でクーラントのレベル警告メッセージが出たが量を見ようとしたら

キャップが外れないとのこと

 

ふむ・・普通に締めたらキャップのマークは逆さまになるはず・・

ストッパーを超えて締めすぎです。締めすぎている車は割と多いです。

力いっぱい締めればいい訳ではありません。

手の力ではどうにも回りません。工具を使って回します。

 

新品のキャップをカチッとする所まで締めました。

マークはこの向きになるはずです。

これなら手動で開ける事も出来ます。

 

減っていたクーラントを補充して完了です。