ポルシェ981ボクスターがドアの内張り剥がれ修理で入庫しました。
中々の浮き具合ですね。
今まで見た中で一番隙間が大きいです。
左右共に内張り修理します。
まずは内張りを外します。
ここのカバーを外して
インナーハンドル裏のカバーを外して
後ろ側のカバーも外します。
ボルト4本外せば内張りがドアから離せます。
青いコネクターと
インナーハンドルのケーブルを外せば
内張りが外せます。
後ろ側のこの部分は大体割れています。
金属ピンを熱を入れて樹脂部に溶かし入れます。
飛び出したピンは切り取ります。これで修正と補強はOK
剥がれた部分を接着しましたが・・・
接着しただけではまだ隙間が出来てしまいます。
下地のプラスチックに熱を入れて変形させて形を整えました。
これなら隙間が無くてOKだと思います。
追加でクーラントのレベル警告メッセージが出たが量を見ようとしたら
キャップが外れないとのこと
ふむ・・普通に締めたらキャップのマークは逆さまになるはず・・
ストッパーを超えて締めすぎです。締めすぎている車は割と多いです。
力いっぱい締めればいい訳ではありません。
手の力ではどうにも回りません。工具を使って回します。
新品のキャップをカチッとする所まで締めました。
マークはこの向きになるはずです。
これなら手動で開ける事も出来ます。
減っていたクーラントを補充して完了です。