ポルシェ996が水漏れで入庫しました。初めてのご入庫です。
漏れている場所からしてオイルセパレータかな。
下から見てみると案の定、セパレーターからもれていたのでエンジン降します。
いつものパイプから漏れてます。交換後の写真を撮り忘れました・・・
汚れている所を洗浄後に交換しました。
降ろしたついでに色々見てくださいとのことで、
ブローバイのこのバルブはどの車もオイルがにじみますね。
バルブ交換して様子見です。
エンジン降ろしたときはスロットルの掃除をしておきます。
IGコイルボルトの締め忘れを発見!
他も確認して緩んでいるのはここだけでした。締めなおしておきます。
冷却水が緑色です。
国産のLLCかな?サブタンクに汚れが溜まっているので冷却系を
洗浄後LLCを交換します。
センター付近でホースを外して
水道水をガンガン送り込みます。
抜けてくる水が透明になったらエアで残った水を抜きます。
最後に汚れた水が出てきました。もう一度サイクル内を水道水で流しなおします。
エンジン側は降りているので、外部洗浄後に色々な所から水を流し込んで洗浄してます。
サブタンクも外して洗ってあります。
エンジンを載せたらLLCを入れます。
これは洗ってしまった後ですが、デフのフランジ周りがオイルでベトベトでした。
フランジのオイルシールがダメなようです。フランジをセンターボルトを外して抜き取ります。
オイルシール交換ならここまでですが
今回は距離も多い車なのでデフオイル交換もしたいと思います。
どうせなら上抜きでなくカバーを外して全量交換&内部洗浄もしたほうがいいです。
カバーを外しました。
デフを外しました。
中は結構汚れています。
カバー側も汚いですね。
内側の蓋が外せます。
こちら側も汚れてます。
内側の方が汚れがひどいかな?
磁石には鉄粉がいっぱいです。
洗って
洗って
洗って
磁石もきれいにして
蓋をつけて
組み込む前に色々見ておこうかなと。
給油口から入れたオイルは
内側に蓋がされているので直にデフケースにはいかず
この穴から出てくるのかな?
デフオイルは交換するときは通常吸い出しますが
中に蓋があるので下までいっているかと思いましたが
吸出しパイプはここまで入ります。そこまで届いているようです。
検証が終ったのでシールを交換してフランジを戻しました。(写真を忘れました)
反対側もフランジシールを交換します。
ボルト3本外すと抜けます。
綺麗にしたら
ベアリングとシールが付いているカバーを外します。
シール交換して戻します。
全て組み終わったらエンジンを載せてLLCを入れます。
996ならエア抜きは難しくありません。割りと普通にサーモが開いて循環します。
ただし冷えると少し減るので量合わせには時間が掛かります。
水漏れ、オイル漏れが無いのを確認して完了です。