ポルシェ986 エアコン修理 (スポンジが吹き出し口から出てくる) | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

S様 ポルシェ986がエアコン修理で入庫しました。

吹き出し口からスポンジが飛んでくる症状です。

まずはエアコンの作動点検します。

 

エアコンの作動Okなのでばらしていきます。

 

996と同じなのでかぶる所は割愛します。

 

ワイパーカバーの固定するナットが付く所が割れてました。

補修でいけるかな?

 

内装をばらしていきます。屋根がない分、ちょっと楽です。

 

室外もばらします。

 

ダッシュボードまで外れました。

 

フラップは酷い状態です。

 

エアコンユニット外れました。

 

外気導入口のスポンジもダメですね。

 

フラップはこんな感じです。

 

内外気切り替えフラップも変えたほうが良さそうです。

 

スポンジを剥がしました。洗浄済みです。

 

穴はアルミテープで塞ぎます。

 

内外気切り替えフラップは厚めのスポンジで

 

他のフラップも張替えOKです。

 

ケースのエバポが入っていた所を中心に洗浄しました。

 

形の確認と作動点検

 

エバポレーター洗浄

 

ヒーターコア洗浄

 

ダクト類も洗浄します。

 

いつものこれで

 

エバポと

 

ヒーターコアを消臭殺菌します。

 

エバポも組んでいきます。

 

内外気切り替えフラップ取り付け

 

組み上げていきます。

 

外気導入口のスポンジ張替え

 

エアコンユニットを戻しました。

 

 

Fガラス下側は汚れがひどいです。

 

綺麗に洗浄してから組み上げます。

 

ヒーターコアカバーのパッキン交換

 

元通りに組み上げました。

 

Fガラス下のカバーの破損した部分は2液のパテで補修

ナットを締め付けても割れないのでOKでしょう。

 

室外組みつけ

 

ACフィルターが汚れていたので交換しました。

 

水洗いできない吹き出し口は最後に綿棒で掃除します。

 

エアコンガス注入、冷却水量調整後外した部分の作動点検、エアコンの作動点検をして

全てOKなので作業終了です。