VW ニュービートルRSI エアコン修理 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

VW ニュービートルRSIがエアコン冷えずで入庫しました。

 

まずはガス圧点検しましたがガスは入っているのにコンプレッサーが回りません。

テスターで調べてみると圧力センサーから信号が出ていません。

よく壊れるパーツなのでセンサーは交換しました。信号は出るようになりましたがリレーからコンプレッサーへの作動電源が出ません。リレーも交換しました。

 

 

マグネットクラッチが作動してコンプレッサーが回りましたが高、低圧共圧力に変化がありません。

コンプレッサー内部もダメなようです。

パワステポンプを移動したあとに上のコンプレッサーを外します。

 

コンプレッサーをばらしてみましたが、焼きつきではなかったので鉄粉等は出ていませんでした。

サイクル内が汚れていますと洗浄が大変なので良かったです。

 

新しいコンプレッサーを付けて

 

ベルトも新品に交換です。

 

残りはコンプレッサーとは同時交換になるリキッドタンクですが・・Fバンパーのレインホース裏に付いているためバンパーを外さないとなりません。ニュービートルはバンパーとフェンダーを丸ごと外します。

 

バンパーを外してもこのままだと交換できません。

 

レインホースを外すと交換できます。

 

接続部のOリングは交換します。リキッドタンクを新品に交換しました。レインホースを戻してエアコン配管を繋ぎエアコンガスを入れて作動点検します。コンプレッサーが圧縮するようになりエアコンが冷えるようになりました。各部ガス漏れ点検してOKだったのでバンパーを元に戻します。

 

戻す前にバンパーやフェンダーを外したついでに普段では見えない所を洗浄しておきます。

ワックスタイプの錆び止めが塗られているので熱で溶け出してそこに砂利や汚れが付着します。

 

一旦タイヤを付けて高圧洗浄機で洗います。コンデンサーやラジエターの汚れも落としておきます。

 

綺麗になりました!

 

まとめて外したバンパーとフェンダーですが繋ぎ目に泥が溜まっているのでばらして落としておきます。

 

全部綺麗にしたら元通りに組み上げます。

 

ご依頼されていたエンジンオイル交換をしてメーターに表示されていた点検時期のメッセージを消去して終了です。