ゴルフ5 チェックエンジン点灯 修理 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

ゴルフ5でチェックエンジンが点灯してエンジン不調になってしまう車が入庫しました。

 

テスターにて点検すると カムポジションセンサー信号規定範囲外がメモリーされています。

カムタイミングがずれているということは・・・このエンジンではチェーンが伸びていることが多いです。

4万Kmぐらいでも伸びたという報告が多数、メーカーのほうへ入っているそうです。

確認のためチェーンを外してみます。補器類やチェーンカバーを外してチェーンを外します。

 

 

新品と比べるとかなりやはり伸びています。

 

ガイド、テンショナーも変えて、SSTでタイミングを調整して組んでいきます。

 

伸びきっていたテンショナーもいい感じになりました。

 

外した部品を戻してエンジン始動・・・・しません・・・・

圧縮を測ると3番シリンダー以外、圧縮がありません。

タイミングを確認しましたがずれていませんでした。

チェーンが伸びたときにバルブとピストンが干渉して、バルブが曲がってしまったとしか考えられませんが調子が悪くても今まではエンジンがかかっていただけに謎な感じです。

バルブ交換、ヘッドOHすれば治るでしょうが、今回は廃車することになりました。