「あー、悪い。ちょっと殴ってもらえる?」
突如、殴ってくれと申し立てる逸見。
対し、目を丸くする綾織。何があったのか、と考えるも殴るなんてことは考えたことが無かった。
「なっ、いきなりどうした!?」
「いや、色々思い出すと、悪いことしたなーって。」
「何だよ急に!?」
「最初の頃は、あんたのことなんてすっかり忘れててさ。」
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「仕方ないだろ、お前のキャラが定まってなかったんだから。」
「オイ。だが、設定が固まってなかったってのはあるよな。」
「短期で仕上たものでもないしな。」
「まぁ、プロじゃないし。」
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「良い、良い!そんなことぐらい!それって、昔の私じゃなくて今の私を見てくれてるって事だろ?」
「そうやって寛容すぎるところにも甘えてきたからな。ホント、悪かったな、今まで。」
綾織は逸見の顔を覗き込む。
「お前、変だぞ。そんなに気にしなくて良いって!」
「そう言われても。」
「それに、私はお前を殴りたくないしな。」
「ん・・・そうか。いや、悪い。ちょっと飲みすぎたらしい。」
やれやれ、と逸見は頭を振る。
「全く、思い出せば出すほど申し訳ないことばかり。なのに、ロクに謝罪も出来ないんだからな。」
「感謝してることなんて、お互い様だろ?」
「んー・・・まぁ。」
「それでも、って言うなら、目一杯甘えさせてくれ!」
「寄るな酔っ払い。」
テーブルの上にアルコールの缶を置く。
口では寄るなと言いながらも、受け止められるように両手を開けているのであった。
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最初から読み返すと、所々逸見さんに認知症の疑いが・・・
あちらこちら、主に過去との整合性で矛盾が生じております修正はしない
でも、学生時代の親友に「あんまり話したことなかったな」ってどうなんよ。新しい方を正史にするけども