唱歌「ふるさと」はまさにパトリオティズム(郷土愛)

の歌である。ナショナリズム(国家主義)とは逆に

ナショナリズムを忌避する歌なのである。

1月22日に記したとおり。

明治以降の他国と戦争する日本ではなく、江戸時代の

平穏な日常を懐古する歌である。

郷土愛の延長上に国家主義があると、とんでもない

考え違いをする人がいるのは困ったものだ。

国家主義に汚染されると人間は狂う。どの国の人であれ。

「ふるさと」は180度その逆なのである。

石橋湛山の小日本主義(満韓放棄論)にもつながる。

冨田勲の奇跡の名曲、NHK「新日本紀行」の

テーマ音楽が心の底に染みこんでくるのと同じ。

 

他国の人はあの曲を聞いてどう感じるのだろう?