市民政治の制度化。東ベルギー常設型・抽選制市民議会

2019年から東ベルギーで実施されているのは、

くじ引き市民の議会のような1回限りのものではなく、

「常設型の」抽選制市民議会だ。

議題(アジェンダ)も「上から」設定されるのではなく、

自分たちで設定するといった、より民主的なものだ。

東ベルギーモデルでは、

抽選で選ばれた24人の市民(市民カウンシル)が1年半かけて

議題設定などを行い、さらに、25〜50人程度からなる

3つのくじ引き市民議会が熟議の上で提言を作成する。

共同体議会やベルギー政府はこの提言に対応することが

義務づけられている。

市民カウンシルは、議会の動きを監視することもできるのだ。

まさに、市民政治の制度化といったところだろう。

以上、2023年6月22日 Okazaki Akiko さんの  in コラム

から、そのまま引用。

ベルギーなら、これを、国のレベルでできるはず。