吉永南央著《萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ》

76歳のスーパーおばあちゃん探偵物語。
人生の辛い経験を乗り越えて、今は一人だからこそ65歳で夢だったコーヒー豆と器のお店を開業し今に至る。
試飲として無料のコーヒーを飲みにお客様が来る中で、
ちょっと気がかりなことから、真相を確かめに行動を起こす草さん。
そのちょっとのことが強盗、薬物、虐待など結構大きな事件にぶつかったりする。
草さんが人生経験の厚みと洞察力で解決!
でも、調査中に徘徊老人と間違えられたりすると、ガッカリする人間臭さも親近感が湧くと共にお年寄りとの接し方を考えさせられた。
彼女のスーパーなとこは、現代にもついていく努力を怠らないところ。携帯は持ってるし、パソコンもすでに習って、ホームページですら作ろうという勢い。
一生勉強って大事と思った。
最後の「萩を揺らす雨」の草さんの情に深い女っぷりは個人的にとても共感。
シリーズが続くらしいので、そちらも読んでみたい。