本《へその緒スープ》群ようこ著《へその緒スープ》久しぶりの群さんの本。人の毒毒毒の短編集。どの話も、人間の悪を煮詰めて取り出して作ったようで、一つ話が終わるごとに「怖い怖い怖いっ!」ぞわってする。霊系よりも極悪人よりも怖いのは、悪を潜ませつつここぞという時に毒を爆発させたり、じんわり日常に溶け込ませながら毒を垂れ流す近しい人なのかもしれない。と思わされる。