西加奈子著《ふる》
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花しす28才
白いものが自分にも人にもまとわりついているのが見える。
密かな趣味は、日常会話を録音して保存すること。
すぐに過去になってしまう「今」を忘れないために。

過去と現在が交互に描かれる。そこにいろんな新田人生が関わってくる。

周りの癒しでいたい。誰かを傷つけるのは自分でないように。そのためにひっそりと力を注ぎ生きている花しす。
でも、それは利己的な動機で自分がかわいいからということを自覚している。
そんな花しすに新田人生は諭す。
愛があれば誰かが傷つことは怖くない。
愛に裏打ちされた言葉なら傷ついても伝わる。

同感。