百田尚樹著《海賊と呼ばれた男・上》
photo:01


あまりにリアルなので、途中で本の説明を読んだら、実在の人物(出光興産の創業者)をモデルに書かれたものだった*\(^o^)/*

鐡造の、敵をも味方に変えてしまう、男が惚れる男気、忠義に随時涙。
上巻では、終戦からスタートする。
赤字になっても、自分の商店の全ての店員を家族であり財産と見做し、誰をもクビにしない方針を変えない。
そんな店主だからこそ、店員全員が彼への忠義を尽くし、過酷な労働をも喜びを保って働く。
この鐡造という人物はどのように出来上がったのか?と知りたくなったところへ、
第二章の「青春」で
過去へ遡り幼少期から国岡商店の立ち上げ、数々の苦境を乗り越えるエピソードを経て、60歳までを知ることができる。

鐡造の先見の明や権力にも揺らがない信念に、利他的な精神に、真摯な態度に、志高い人たちが人生をかけたくなったんだな。
ユキが国岡商店と鐡造を想い力強く身を引く姿にも男気を感じて涙。
私は女だけれど、男泣きさせられる一冊。
下巻の展開が楽しみ。