吉田篤弘著《つむじ風食堂と僕》
あの月舟町のつむじ風食堂のスピンオフ★
サンドウィッチ屋さんトロワの息子リツくんが
つむじ風食堂に集うお客さんたちから仕事について聞くお話。
久々の食堂の雰囲気やお客さん、懐かしい。
そっか現代は分担性なんだ。
みんな依存しあっているんだ。
という、当たり前のことを改めて気づかされた。
「つむじ風食堂の夜」
で果物屋の青年が
夜にオレンジの山の前で本を読んでいて、
主人公の天気の先生に宇宙の果てについて
話すところが印象的だったけれど、
このスピンオフによりなんでオレンジなのかが明かされて、
ますます彼の哲学的な感じが好きになった。
あとがきの「こどもに語りかけるとうことは、語りかける前に自分自身をみなおすこと」
大人も子供も「最初の思い」に戻ることが大事。
なかなか深い。