山本文緒著 「アカペラ」
3作とも全体的に物悲しく影を落とす中で、幸せはそれぞれ違うのだとハッとさせられ、愛の形に色々あるのね~と。
「アカペラ」と「ネロリ」は語り手が急に変わるのが魅力。物語はスムーズにスライドしていくのだけれど、語り手によって心の声や感情により語り口が変わるのが面白い。
「アカペラ」にはタマコの生き抜く力に元気をもらった!
「ソリチュード」は主人公の目線で語られていくけれど、主人公自体の心の移り変わりや葛藤があるので、それはそれで面白く、胸が締め付けられた。
人は人との交流によって成長するのですね。
「ネロリ」は最後の5ページでうっかり「へーっ?!」と驚きの声を上げてしまった。
あー驚きモモの木だわ。
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