《夜に猫が身をひそめるところ Think 》

著者は吉田篤弘夫妻の娘(ということになっている)吉田音
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実在の人物と物語の架空の人物の融合

推理と物語の融合


円田さんちの黒猫シンクが夜な夜なお散歩に出て、なぞのお土産を持って帰ってくる。

そのお土産からシンクがどこに行っていたのかを推理するための音ちゃんと円田さんのミルリトン探偵局。


目次を見ると分かりやすい

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ミルトリン探偵局という題のところにシンクが拾ってきたお土産(写真付)と音ちゃんと円田さんの推理や吉田家の日常風景(ということになっている)が描かれる。


グレー枠の話は物語。

無口なお菓子の職人。詩人風小さなフレンチホルン奏者。箱舟に乗り込んだ水読み。

ほんの片隅に本の一瞬「そんなことはおかまいなしな黒猫」として登場する。

奏者と箱舟もリンクしたり。。。久助と箱舟も映画つながり。。。


この物語部分がミルトリン探偵局の二人がたどり着けない謎の答えだったりする。

読者には種は明かされるものの、音ちゃんたちはいつまでもシンクがどこから来たかは謎のまま。


ちなみに、水読みが箱舟で眠り、見えない水で流されて、最終的にたどり着いたのは円田さんが池のボートで疲れて眠っていたシンクを見つけたところと繋がっていくのか?


あと、《十字路のあるところ》 にも水読みがでてきたので、そこもまた読み直してみたい。


一つ一つは読みやすいけれど、前後の物語のつながりを考えると、深い!

何度か読むときっと発見がまだまがありそうな気がする。

シリーズの2作目もあるらしいので、読んでみたい。

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ちなみに、ちなみに、奏者の部分を読み終わったときに私もテレビのない生活をしてみようかと真剣に思ったのでした。

夜に猫が身をひそめるところ Think―ミルリトン探偵局シリーズ〈1〉 (ちくま文庫)/筑摩書房
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