ロンドン旅日記の続き


観光名所として有名な
ロンドン塔
Tower of London




ここは私の中では血なまぐさいイメージ

中世の王が政敵を
幽閉、拷問、処刑した場所だよね


調べてみると
ロンドン塔の中で処刑された人物は22人

有名なところではヘンリー8世の妃
2番目の妻アン・ブーリン(1536年)や
5番目の妻キャサリン・ハワード(1542年)など

その後の1554年
イングランド初の女王として即位した
16歳のジェーン・グレイ
在位わずか9日間で処刑されてしまう
この悲劇は絵にもなっている

イングランドって怖い
ロンドン塔も怖い
と思ってた



行ってみてその印象は半分覆った

英国王室の王冠や宝石が多数保管される
金庫のようなところがある

目がくらむような美しい装飾品や
とんでもない大きさの宝石があるの


これはぜひ行くべきところ


人気スポットなので朝一で予約




セキュリティを通って中へ


 

 

入口でキュートなスタッフさんが
一緒に写真撮ってくれるの

制服も可愛いラブラブ


塀の外側は爽やかな芝生が広がる



塀の中へ入ってみると
さらに中にも塀がある

中世の街に迷い込んだみたい


かつてロンドン塔は
宮殿であり、要塞であり、牢獄であった

もともとは11世紀に
現在のイギリス王室を開いた
ウィリアム1世によって
テムズ川北岸イースト・エンドに
築かれた城塞

王の居城、避難場所から転じて
監獄になりさらに
異端者、反逆者の幽閉・処刑場所になる

現在も儀礼的な武器などの保管庫
礼拝所などとして使用されている



どこかにあったジオラマ
全体はこんな感じ

左下にある門から入場している


内側の塀の中へ行く



混みあう前にまず行くべきなのは
クラウンジュエル
Crown Jewels



絢爛豪華な英国王室の財宝が
保管されている場所

中は全面写真禁止

展示室が金庫なんだもん

銀行の金庫みたいな部屋に入って
展示品を見る


財宝とは
王室の儀式に用いる王冠とか
素晴らしい宝石類

それはもう絢爛豪華を極めたものばかり

ティファニーワンダーもすごいけど
大英帝国の栄華はもっとすごい


面白かったのが
並んだ豪華な王冠を近くで見るには
その横を動くベルトコンベアに乗る
立ち止まれないの

何回乗ってもOKだから
気の済むまでリピート

誰もがじっくり見たいから
塊になっちゃうもんね

いい仕組み


ロンドン塔のまん中に建つ
ホワイト・タワー
White Tower



裏側の階段から中に入ります



中は武器庫だった

 




そんな中でユーモアあふれる
これは何?




敷地内にあった立入禁止エリア

従業員の方々の居住区みたい

ロイヤルミューズもそうだけど
英国王室で働く方々は職住一体ね


にゃんこいた

ちゃんと首輪してる
お散歩中なんだね


次はブラッディ・タワー
Bloody Tower


名前がおどろおどろしい
かつて多くの囚人が収容された場所


中のお部屋はホラーな演出



見るとこたくさんあるけど
有名なとこだけサクっと



王様の居室




ワタリガラスのすみか
The Ravens

 

ロンドン塔には必ず
王室が所有する6羽のワタリガラスが
いないといけないそうです

カラスがいなくなると王国が滅びる
という伝説があるんですって

イギリスにもそんな伝説があるのね
しかも今でも固く守られている


最後にWall Walks
城壁の上を歩くことができる

しっかり見張られてるのニコニコ


血塗られた歴史に詳しくないおかげで
割と楽しく見学することができた


宝石保管庫は必見です!